プロ初出場からリーグ優勝、なでしこも初招集 怒涛の1年に眞城美春「長かった」

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2025年05月17日 23:02  サッカーキング

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優勝決定後、サポーターへ手を振る眞城美春 [写真]=WE LEAGUE
 2024−25 SOMPO WEリーグ最終節が17日に行われ、日テレ・東京ヴェルディベレーザがWEリーグとなってからは初となるリーグ制覇を果たした。

 東京NBのなでしこジャパンMF眞城美春は、この試合もボランチでフル出場。両サイドにボールを散らしながらリズムを作った。3月に高校を卒業したばかりの18歳は、今シーズン開幕でプロ初出場を飾ると、2025年2月には正式にトップチーム昇格。さらに追加招集ではあったものの、なでしこジャパンに招集されるなど、大きな飛躍の1年に。「振り返ってみると、結構長かったかなと思います。すごい濃い1年だったので。結構前のことかなと思ったら『まだ1年前だったんだ』ということもあったので、ちょっと長かったです」と笑う。

 クラブの伝統を引き継ぐ下部組織出身の眞城。「ベレーザの先輩方は全員うまくて、頼もしい先輩方で、一人ひとりに個性があって影響を受けました。イワシさん(岩清水梓)と(宇津木)瑠美さんはすごく存在感がありましたし、頼もしい存在でした。自分もそういう選手になりたいと思っています」と、負傷によって今季の大半をピッチ外から見つめることになったものの、チームへの声掛けや姿勢などで支えた2人の背中からも大きな影響があった1年だったようだ。

 一番の目標は「バロンドール」という眞城だが、「上を見過ぎず、ベレーザで結果を出さないと海外にも行けないですし、しっかりベレーザで結果を出したい」とまだまだどん欲な姿勢を示し、「90分走り続ける、強い力を出し続けられる体力や結果を出す部分は自分自身でもっと高めていきたいと思います」と、今回の優勝に満足せず、クラブとともにさらなる成長を誓っている。


【動画】東京NB、優勝決定ハイライト




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