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近年、芸人をドラマや映画で目にする機会が多い。例えば、ネプチューン・原田泰造(55)はこれまでに10本以上のドラマで主演を務めている。また、東京03・角田晃広(51)も高視聴率ドラマ『半沢直樹』(TBS系)に出演し、コントで培った高い演技力が絶賛された。
俳優業で脚光を浴びる芸人は男性だけではない。3時のヒロイン・福田麻貴(36)は2024年に『婚活1000本ノック』(フジテレビ系)でヒロインを演じ、話題となった。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、お笑い好きな20〜70歳の男女500人を対象に「演技がうまいと思う女性芸人」についてアンケート調査を実施した。
第3位に選ばれたのは、久本雅美(66)。
久本は1981年に劇団「東京ヴォードヴィルショー」に入団し、1984年に柴田理恵(66)らとともにWAHAHA本舗を設立。舞台活動のほか、『オレたちひょうきん族』や『笑っていいとも!』など数多くの人気バラエティ番組で活躍してきた。現在も『秘密のケンミンSHOW極』(読売テレビ)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)にレギュラー出演中。長く活躍を続ける「ベテランお笑いタレント」として、知名度の高い一人と言えるだろう。
久本はドラマや映画だけでなく、舞台活動も積極的におこなっている。演技力に定評があり、2025年6月には大御所演出家・石井ふく子(98)演出作の『花嫁〜娘からの花束』で主演を務める予定だ。アンケートでも、明るいキャラクターを生かした役からシリアスな役まで、幅広い役柄を演じられる点が評価されていた。
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《劇団での経験も豊富で演技力にも優れている》
《色々なバリエーションを持っているから》
《ハキハキした雰囲気が、やる役に合っていて自然な感じがします》
《演技力が高いから》
第2位には、独特の空気感を持つヒコロヒー(35)がランクイン。
近畿大学時代に「文化会落語講談研究会」に所属し、学生主体のお笑いイベントに出演したことでスカウトされたというヒコロヒー。芸人としての大きな特徴は、自らが「ヒッコロコント」と呼ぶ「一人コント」だ。衣装や小道具などに頼らず、さまざまな職業や立場の人物を演じ分けるスタイルで脚光を浴びた。すると、徐々に俳優としてのオファーが増え、2022年にはフジテレビを代表するドラマ枠「月9」の『ミステリと言う勿れ』にも出演している。
アンケートでは、ヒコロヒーの力が入りすぎていない「自然」で「違和感のない」演技を評価する声が目立った。現在放送中の日曜劇場『キャスター』(TBS系)でも印象に残る清掃員役で出演しており、ますます評価が高まっているようだ。
《独特の雰囲気を持っている》
《自然体の演技と、飾らない雰囲気がとてもいいと思います》
《芸人だとは思えないくらいの演技をしていたからです》
《キャスターの演技が印象的であったから》
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そして栄えある第1位に選ばれたのは、友近(52)だ。
大学在学中に地元テレビ局でレポーターとしてテレビ出演を始めた友近は、旅館の仲居などの仕事も経て、27歳で芸人の道へ。『R-1グランプリ2002』で、決勝に進出して以降、テレビ出演も増え、一躍人気芸人となった。
友近と言えば「芸達者」という印象を持つ人も多いだろう。「ひとりコント」ではスナックのママや演歌歌手など癖の強いキャラクターを演じ、「ものまね」では中森明菜や黒柳徹子など数多くのレパートリーを持つ。また、自身のYouTubeチャンネルでは、「2時間サスペンス」をオマージュしたコント『友近サスペンス劇場』を制作するなど、「演じる」ことへの熱意も高い。
アンケートでは、「どんなキャラクターにもなりきれる」と絶賛の声が多数。圧倒的な演技力を持つ友近が、2位以下に大きく差をつけてトップを獲得した。
《何を演じさせてもハマり役になる》
《何にでもなれるカメレオン俳優の印象》
《シリアスな演技からコメディまで幅広く活躍しているから》
《文句なしに友近だと思う》
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THE SECOND 3代目王者決まる(写真:ORICON NEWS)66
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