ヤマダHD、西日本の家電リユース拠点「ヤマダ西日本リユースセンター 山口工場」の落成式を開催

0

2025年05月21日 10:01  BCN+R

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

BCN+R

ヤマダHD、西日本の家電リユース拠点「ヤマダ西日本リユースセンター 山口工場」落成式を5月23日に開催
 ヤマダホールディングス(ヤマダHD)は5月23日10〜12時に、同社のグループ企業であるシー・アイ・シーにおいて設立を進めていた、使用済み家電のリユース製品生産を行う「ヤマダ西日本リユースセンター 山口工場」(山口県山口市)の落成式を開催する。

その他の画像はこちら

●エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機などのリユース製品の生産・保管が可能

 同社は、「くらしまるごと」をコンセプトに、デンキ・住建・金融・環境・その他の5つのセグメントにて事業を展開している。環境セグメントでは、ヤマダ環境資源開発ホールディングスのもと、家電やPCを中心とした製品のリユース・リサイクル・再資源化事業を展開し、廃棄物の収集・運搬・再利用を含めた循環型社会の構築を通じて社会全体の環境負荷低減に貢献してきた。

 シー・アイ・シーは、2022年5月に「ヤマダ東日本リユースセンター群馬工場」を増設するなど、「ヤマダデンキ」店舗において来店客から買い取った家電製品を再製品化する、リユース事業の中核を担っている。

 「ヤマダ西日本リユースセンター 山口工場」は、西日本での生産増強、中国・四国・九州地方への製品輸送距離短縮によるCO2低減を目的に新設され、広大な敷地面積を有することで高い在庫保管能力・生産能力が期待される。6月1日の操業開始を予定しており、2025年度中に6万台の生産を見込み、今後は西日本エリアの拠点としてリユース製品の増産と需要拡大に対応する。

 同工場では、エアコンやテレビ、小型家電をはじめ、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電のリユース製品の生産・保管を行う。来店客から買い取った家電製品を分解・洗浄して、厳密な機能チェックを経て再製品化しており、再製品化されたリユース製品はヤマダホールディングス独自の環境マーク「YAMADA GREEN」認定商品として、全国の「ヤマダデンキ」店舗(一部を除く)にて販売される。

 なお、5月23日に行われる「ヤマダ西日本リユースセンター 山口工場」の落成式には、山口市長の伊藤和貴氏、ヤマダホールディングスの代表取締役社長 兼 COOである上野善紀氏、ヤマダ環境資源開発ホールディングスの代表取締役社長である桑野光正氏、シー・アイ・シーの代表取締役社長である太田伸一氏が出席する。

    ニュース設定