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MCAは、5月21日に国内通信キャリア各社の「キャリアショップ」に関する調査結果を発表した。
2025年3月時点での4キャリア(Y!mobile、UQ mobileを含む6ブランド)が展開するキャリアショップは全国に6999店舗で、半年前の7142店から143店減少。2022年2月の調査から約3年で1027店舗が消滅したことになり、2023年2月の調査以降、半年単位で100店以上の大幅減が続いている。
メインブランドはauの減少が目立ち、2024年2月の2009店舗から約1年で5%近い105店が減少。同期間にソフトバンクは32店減、NTTドコモは28店減で、auの削減幅が突出している。
サブブランドはY!mobileの店舗網が急速に縮小し、2019年には900店を超えていたがソフトバンクとY!mobileの両方を取り揃える「ダブルブランド店」が拡大したこともあり現在は半年前から71店減の380店まで減少している。
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店舗減の状況は継続中だが、一部で店舗網再活用の動きもある。NTTドコモは2022年度から2025年度までの3年間で約700店削減する方向を打ち出していたが、約3年前からの減少幅は260店に。2022年から2023年にかけては半年ごとに50店舗を超えるペースで店舗減が続いていたが、直近では微減に落ち着いている。
また、ドコモショップの周辺にある商業施設など人が多く集まる場所に支店を出す「ドコモショップサテライト」の取り組みに注力しており、全国で170店舗の展開が確認できた。他キャリアと同様に店舗の減少が続いていた楽天モバイルは、半年間で10店舗の増加に転じていることが分かった。
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「ドコモ絵文字」提供終了へ(写真:ITmedia NEWS)160
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