EL制覇に導いたポステコグルー監督 [写真]=Getty Images リヴァプールに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーが、ヨーロッパリーグ(EL)を制覇したアンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムを祝福した。
ヨーロッパリーグ(EL)決勝が21日に行われ、トッテナムはマンチェスター・ユナイテッドと対戦。42分にブレナン・ジョンソンが先制点を決めると、このリードを最後まで守り切り、1−0で勝利。この結果、トッテナムは17シーズンぶりにタイトルを獲得したほか、ELでは前身大会のUEFAカップを1983−84シーズンに制して以来、41年ぶり3度目の制覇となった。
また、トッテナム就任2年目のポステコグルー監督はELを制覇したことにより、データサイト『OPTA』によると、クラブでの就任2年目のシーズン(1997−98シーズンのサウス・メルボルン、2011−12シーズンのブリスベン・ロアー、2019シーズンの横浜F・マリノス、2022−23シーズンのセルティック)でタイトルを獲得するという自身の記録を更新することにも成功している。
今季序盤から「いつも2シーズン目には何かしらのタイトルを獲得してきた」と語っていたポステコグルー監督だが、ケガ人が続出した難しいシーズンとなった中でプレミアリーグでは17位に低迷するなど、手腕に疑問の声も上がっていた。
そんななか、決勝まで進んだELでトッテナムにとって17シーズンぶりとなるタイトルを獲得し、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権も手に入れたポステコグルー監督。この快挙に、試合後にはサラーが自身の公式X(旧:ツイッター)を更新し、「彼は2年目のシーズンで優勝すると言っていたね。おめでとう!」と異例の祝福のメッセージを送っている。
【ハイライト動画】トッテナムvsマンチェスター・ユナイテッド