AKB48 20期研究生・近藤沙樹「小学校の卒業式でみんなの前で『将来の夢はアイドルになることです!』って言いました」【連載 なんで令和にAKB48?】

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2025年05月22日 12:10  週プレNEWS

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AKB48最年少13歳の近藤沙樹

2005年(平成17年)12月8日に秋葉原で産声を上げたAKB48。前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、篠田麻里子、大島優子、指原莉乃ら数々のスターを生み出し、誰もが知る国民的アイドルグループとなった。

あれから十数年、元号は令和に変わり、また新たなスター候補生が続々と加入している。当時とは異なる状況で、彼女たちは何を思いAKB48になろうとしたのか? どこを目指すのか? フレッシュメンバーの魅力を深掘りインタビューでお届けする連載「なんで令和にAKB48?」。

第23回は愛知県出身、20期研究生の近藤沙樹(こんどう・さき)。現在、中学2年生のAKB48最年少メンバー。前編は小学校時代のエピソードや、得意のダンスについても語ってもらいました。

【写真】近藤沙樹のグラビア

■ダンススクールでは選抜メンバー

――子供時代はどんなコでしたか?

近藤 ずっと外で遊んでいるコでした。日焼けもすごかったです。短パンを履いていたので、太ももまで焼けていました。

――アウトドアですね。

近藤 ちょうど家と学校から近い場所に公園があったので、そこにいろんなコを誘って遊んでいました。

――今どきのコは家でゲームかと思っていました。

近藤 あまりやらなかったですね。簡単なゲームしかできなくて、難しいゲームは本当にわかんないです。コンピューターも苦手でタイピングも早く打てなくて......。

――性格はどうだったんですか?

近藤 あんまり人見知りしないコだったと聞いています。よく人に声をかけに行くんですけど、でも、お母さんが近くにいると、見られるのが恥ずかしかったみたいで、できなかったです。

――その頃憧れていたものは?

近藤 アイドルに憧れていました。いろんなグループを見ていて、日本のアイドルだと超ときめき♡宣伝部さん。『すきっ!』という曲が流行って、「このコたちめっちゃ可愛い!」と見始めるようになりました。

K-POPだとaespaさんやLE SSERAFIMさん。ダンススクールでK-POPダンスをやったことがきっかけで好きになりました。


――近藤さんといえばダンスが得意ですが、いつからやっているんですか?

近藤 4歳からです。4人姉弟なんですけど、上が全員ダンスをやっていたので、私もやりたくなりました。

――ダンス一家なんですね。

近藤 お母さんとお父さんはやってないです。一番上のお姉ちゃんが始めて、次のお姉ちゃんもやりたい、お兄ちゃんもやりたいってなって。私も始めました。4歳から12歳まで、8年間やってました。

――そこのダンススクールでの実力は?

近藤 中学生になってから、ダンススクールでは選抜クラスに入ってパフォーマンスをしていました。そのクラスからは有名なアイドルグループとか、劇団に入った方もいます。

――近藤さんもそのクラスからAKB48ですもんね。本格的だったんですね。

■引き算や割り算が苦手だけど、足し算や掛け算は得意

――小学校生活はどうだったんですか?

近藤 めっちゃ体育が好きで、部活は3コまで入れたんですけど、バレーボール部とバスケ部と器楽部に。

――体育会系、文化系どっちもだ。

近藤 いろいろあってどうしようか悩んでいたら、お母さんに「全部入っちゃえ」と言われて。

――全部やってみろと。でも3つ同時は大変じゃないですか? 他にダンスもやっていたわけだし。

近藤 ただ全部週1だったので。

――楽器は何をやっていたんですか?

近藤 アコーディオンとか木琴とかマリンバとか。楽器を触る機会がなかったので、いろいろやってみるのもありかなって、たくさん挑戦しました。

――今もできる?

近藤 できないです。ピアノで「猫踏んじゃった」ぐらいしか。

――他はどうだったんですか?

近藤 バスケ部ではキャプテンをやっていたんですけど、試合でシュートが全然入んなかったです。なので、サポートみたいな。

――でもキャプテンはすごいじゃん。

近藤 立候補して選ばれました。部員が4年生から6年生まで30人ぐらいいるんですけど、そこで「私は楽しくバスケをやりたいです!」みたいなアピールをして。

――そういうのに積極的に手を上げるタイプだったんですね。

近藤 小学生のときはそうでした。今は全然ないですけど。

――じゃあ学級委員とかも?

近藤 4年生のときはやっていました。ただ、5・6年ではクラスに優秀なコがいて、そのコしかいないよね、みたいな感じになって。

――やる気だけじゃ厳しい......。勉強はどうだったんですか?

近藤 数学が苦手でした。計算が不得意で、特に引き算がダメ、あと割り算も苦手。足し算とか掛け算は得意なんですけど。

――減るのは苦手で、増えるのは得意なんですかね。通知表は?

近藤 5段階で4でした。

――できるほうじゃん!

近藤 あと社会もできなかったです。ヤバイときは100満点のテストで30点とか。政治とかが苦手で。でも歴史は好きでした。クラスの友達を歴史上の人物に当てはめて、遊び感覚で勉強していました。

――近藤さんは誰だったの?

近藤 私は杉田玄白に似ていると言われていました。

――言われてどうなの?

近藤 イヤとかじゃなくて、面白かったですね。杉田玄白がテストの問題に出たときは完璧に答えられましたし。

――それならよかった。中学校生活はどんな感じでした?

近藤 部活を頑張っていました。通っていた中学はバスケ部がなかったので、お母さんとお父さんもやっていたバレーボール部に入りました。

――上手かったんですか?

近藤 交代メンバーでしたね。

――近藤さんの場合は中1でAKB48なので、学校の話はこれぐらいですかね。さっき軽く触れていましたが、小さい頃からアイドルに憧れていたんですね。

近藤 そうですね。小学校の卒業式で、それぞれが将来の夢を発表するのですが、そのときに「アイドルになりたいです」って言いました。

――すごい! 詳しく教えてもらっていいですか?

近藤 校長先生から卒業証書を受け取って「私の将来の夢はアイドルです。そのために今からダンスを磨いて、一歩でも近づけるように頑張ります」みたいな。

――まわりのコの反応は? 近藤さんがアイドルになりたいことはもともと知っていたんですかね?

近藤 知らなかったと思います。でも、アイドルが好きなコがいて、そのコには「なりたいんだよね〜」「いいじゃん!」みたいな話はしていました。

でも卒業式で言うかは迷っていて......。普通なことを言ったほうがいいのかなって。友達から「いいじゃん! 人それぞれだから」って背中を押されて、言うことができました。みんなの前で言ったことで、本気で頑張ろうと思いました。(後編に続く)

【連載「なんで令和にAKB48?」は木曜日更新。AKB48のオーディションや、今の目標などを語る後編は5月29日公開!】

●AKB48
2005年(平成17年)12月8日、秋葉原のAKB48劇場で1期生お披露目。
2022年(令和4年)5月4日に17期生、2023年4月9日に18期生、2024年3月17日に19期生、12月20日に20期生がデビュー。
65枚目シングル『まさかのConfession』が好評発売中! 
全国5カ所を廻るツアー「AKB48 20th Year Live Tour 2025 〜PARTYが始まるよ〜」が開催決定!
最新情報は公式ホームページをチェック

●近藤沙樹(こんどう・さき)
2012年2月23日生まれ 愛知県出身
身長155cm
Nickname=こさき
公式X【@Saki_kondo0223】

取材・文/関根弘康 撮影/篠田直人

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