週末からは関東〜九州北部も「梅雨のはしり」に この先気温の変動大きい 1か月予報

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2025年05月22日 16:44  日本気象協会

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気象庁は今日22日、最新の1か月予報を発表しました。関東から九州ではこの先、降水量が平年並みか多い予想で、週末以降、くもりや雨の日が多くなるでしょう。梅雨入り前から大雨に注意してください。また、東日本や西日本では気温の変動が大きくなりそうです。

関東〜九州北部は「梅雨のはしり」 梅雨入り前から雨が多い

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気象庁は今日22日、最新の1か月予報を発表しました。
それによりますと、この先、東日本や西日本では、前線や湿った空気の影響を受けやすいでしょう。日照時間は「平年並みか少ない」、降水量は「平年並みか多い」予想です。梅雨入りしていない地域でも、晴れ間はあるものの曇りや雨の日が多くなり、「梅雨のはしり」の天気となりそうです。
また、日本気象協会が今日22日発表した梅雨入り予想では、九州北部から関東甲信の梅雨入りは「6月上旬」、北陸は「6月中旬」で、6月に入ると各地で本格的な長雨のシーズンを迎えるでしょう。
今年の梅雨は、東日本や西日本を中心に降水量が多い予想で、また、梅雨入り前から大雨となることもありそうです。早めに備えを進めておいてください。

一方、北日本は、6月上旬ごろまでは数日の周期で天気が変わりますが、6月中旬以降は平年同様、くもりや雨の日が多くなりそうです。東北南部と東北北部の梅雨入りは「6月中旬」の予想です。
沖縄・奄美は、平年同様、くもりや雨の日が多いでしょう。

気温のアップダウンが大きい 6月になると不快な暑さに

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この先、東日本と西日本では、気温のアップダウンが大きくなるでしょう。
東日本と西日本は、明後日24日(土)以降、暑さが落ち着きそうです。気温は「平年より低い」予想で、今月末にかけて最高気温が22℃〜25℃前後の日が続くでしょう。日本付近で高気圧が北よりに位置して、北から冷たい空気が流れ込むためで、長袖のシャツが必要な日もありそうです。一方、北日本や沖縄・奄美は「平年並み」の予想です。

6月になると、気温は全国的に「平年より高い」予想で、最高気温が30℃以上の真夏日となる所もあるでしょう。湿度が高く、不快な暑さとなりそうです。風通しや肌触りの良い服装などで、工夫して快適にお過ごしください。熱中症や食品の管理には十分注意が必要です。

【北日本】北海道・東北地方
【東日本】関東甲信・北陸・東海地方
【西日本】近畿・中国・四国・九州北部地方・九州南部
【沖縄・奄美】鹿児島県奄美地方・沖縄地方

梅雨入り前の準備

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梅雨入り前から大雨に対する備えを進めておいてください。

自宅や学校・職場などの近くの危険な場所や避難場所をハザードマップで確認しましょう。また、側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。避難用品の確認も大切です。

また、晴れた日には、布団干しや洗濯、水回りのそうじ、押し入れや下駄箱の換気などもしておくとよいでしょう。

このニュースに関するつぶやき

  • 季節のはしりと言えば大体は食材で表す。梅雨のはしりなら青梅か大葉だろう。家の周りで去年落ちたシソの実が芽吹き急成長している。若くてもいい香りだ。猛暑のはしりだとは言わないでおこう。
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