スポーツ基本法改正案を了承＝盗撮・中傷対策、超党派議連

　自民、立憲民主、日本維新の会など超党派のスポーツ議員連盟は２２日の総会で、盗撮や誹謗（ひぼう）中傷などの対策を国に求めるスポーツ基本法の改正案を了承した。今国会に改正案を提出する方針も確認。議連会長の麻生太郎元首相は「全会一致で通していただきたい」と呼び掛けた。

　改正案では、国や地方自治体は、暴力や性的な言動、インターネット上の誹謗中傷などによって「スポーツを行う者の環境が害されることがないよう必要な措置を講じなければならない」と明記。国がスポーツ団体と連携し、八百長などの「競技の不正な操作」を防止することや、ｅスポーツの機会を充実させることを努力義務として盛り込んだ。