今夏の移籍を噂されるロドリゴ[写真]=Getty Images
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、タイトル獲得にはトップレベルの選手が必要であると主張した。22日、イギリス『スカイスポーツ』など、複数メディアが同指揮官のコメントを伝えている。
今夏の移籍市場で前線の補強を噂されるアーセナルは、スポルティングに所属するスウェーデン代表FWヴィクトル・ギェケレシュやライプツィヒのベンヤミン・シェシュコなどに関心を示していると報じられている。
アルテタ監督は、センターフォワードの補強について問われると、「前線のポジションで負傷者が出たことからも明らかなように、ゴールを脅かす存在と攻撃力が必要だ」とコメント。攻撃的な選手の獲得に動くことを示唆しつつ、「ゴール数を増やし、創造性をより豊かにしなければならない。しかしそれは他のポジションでも言えることだろう」と語っている。
さらに最近では、レアル・マドリードのブラジル代表FWロドリゴも補強候補として挙げられている。アーセナルの指揮官は「特定の選手の名前は挙げたくない」と前置きをしながらも、「主要なトロフィーを獲得したいのであれば、市場で最高のチームにならなければならない。優勝するチームには、常に最高の選手が揃っている」と述べ、戦力強化への意欲を示した。
レアル・マドリードでの序列の低下から、今夏の移籍を取り沙汰されるロドリゴだが、スペイン『アス』は22日、「ロドリゴはレアル・マドリードを去るつもりはないようだ」と報道。FIFAクラブワールドカップ2025から指揮を執る予定のシャビ・アロンソ新監督の信頼を得るべく、チームに貢献できるようにアピールするだろうと見解を示している。
ただし、同メディアはシャビ・アロンソ監督がロドリゴの序列を保証しないと伝えた場合には、イングランドのクラブからのオファーを検討する可能性があるとも指摘。現在はアーセナルの他にも、チェルシーやマンチェスター・シティがロドリゴ獲得に興味を示しているとされる。