ミニPCやゲーミングPCだけでなく、マザーボードやNASも手掛けるMinisforumが、「COMPUTEX TAIPEI 2025」の出展ブースで最新モデルを展示していた。
●ワークステーションからゲーミングPCまで小型なモデルばかり!
デスクトップPCながら「Copilot+ PC」に準拠する珍しいモデルが、「AI X1 Pro」だ。日本でも、5月に開催された「Japan IT Week 春 2025」でも展示されていたが、COMPUTEXの会場でもその姿があった。
CPUはRyzen AI 9 HX 370で、CPU/GPU/NPUの各コア合計で最大80TOPS(毎秒80兆回)のAI処理性能を備える。最大4画面の同時出力もサポートしている他、コンパクトなボディーながら電源も内蔵する。
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出荷が開始されたばかりのワークステーション「MS-A2」はケースカバーが外され、中身を確認できる状態で置かれていた。
こちらはRyzen 9 9955HX/7945HXプロセッサを備えたミニワークステーションで、2基の10GBASE-T対応の有線LANポートやPCI Express 4.0 x16対応スロットも備えるなど、拡張性の高さを誇る。ブースでは、係員が来訪者に内部構成やスペックを熱心に語っていたのが印象的だった。
Minisforum初となるNASキット「N5 PRO」も、基板部分を取り出せる状態で並んでいた。
12コア24スレッドで動作するパワフルなRyzen AI 9 HX PRO 370を採用しており、5基のHDDベイを備える。基板部分は前面下部のユニットをスライドするだけで取り外せ、SSDの装着も容易に行える。
グラフィックスカードも搭載可能なPCI Expressスロット(PCI Express 4.0 x4対応)があり、拡張性と柔軟性の高いモデルに仕上がっている。
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