Ryzen X3DやGeForce RTX 5090、BarraCuda 24TBが買いやすい週末

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2025年05月24日 06:11  ITmedia PC USER

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パソコンSHOPアークのRyzen価格表

 「COMPUTEX TAIPEI 2025の開催中は“待ち”の空気が漂いますね」とは、某ショップのベテラン店員さんのコメントだ。


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●「潤沢……ではないですが」――Ryzen 9 9950X3DやGeForce RTX 5090の在庫事情


 例年、COMPUTEX TAIPEIの開催中(2025年は5月20〜23日)はPCパーツの新製品が控えめになり、話題の中心が海を越えがちになる。しかし、2025年は別の角度から売り場に注目が集まっている。これまで慢性的に供給不足だった複数のパーツが、比較的安定して入荷しているためだ。


 とりわけ今週末に目立っているのは、AMDの人気CPUシリーズ「Ryzen 9 X3D」だ。2025年3月の登場以来、長らく品薄が続いている「Ryzen 9 9950X3D」や「Ryzen 9 9900X3D」、2024年11月発売の「Ryzen 7 9800X3D」などの在庫が復活しているショップが複数ある。


 TSUKUMO eX.は「潤沢……ではないですが、まとまった数量が入荷しました。待っていた人が多いシリーズだけに、週末に満を持して来店する方も少なくないと思います」と話していた。週末時点で9950X3Dが再び売り切れとなっているショップもあるが、街全体では在庫が見つかる状況だ。


 また、GeForce RTX 5090を搭載したグラフィックスカードを通常販売するショップもじわじわと増えている。ドスパラ秋葉原本店は「型番指定だと厳しいですが、GPU単位でいえばそれなりに在庫がある状況です。だいぶ供給が安定してきて、ほしい人に届けられるようになってきたんじゃないかと思いますね」という。


●スタンダード用途の超大容量HDD「BarraCuda」シリーズの再入荷も


 ストレージ関連で品薄傾向が続いたモデルとしては、2025年3月末に登場したSeagateの3.5インチHDD「BarraCuda」シリーズの24TBモデル「ST24000DM001」が挙げられる。20TBモデルや16GBモデルと共に、まとまった数量を今週中に再入荷したショップが複数あった。


 1人2台までの購入制限を設けているTSUKUMO eX.は「容量単価で考えても売れ筋の8TBクラスの特価品に匹敵する割安感がありますから、やはり勢いよく売れています」という。


 ただ、これらの“品薄系パーツ”の供給具合が今後も良好なままとは限らないという声もあった。あるショップは「AMDは次の生産の動きが固まったら急に現行品の供給が増えるという伝統がありますし、GeForce RTX 5090はいろいろな要素が絡み過ぎて先が読めません。大容量のBarraCudaにしても、一時的な供給増なのか安定化なのか、まだ情報が集まっていない状況です。ですから結局、『買えるときに買う』が一番幸せじゃないですかね」と語っていた。



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