180円の格安カット布8枚を扇形に切って丁寧に縫い合わせると…… 絵本から飛び出たような実用アイテムに「すごく良き」「使うの勿体ないぐらい」

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2025年05月24日 07:18  ねとらぼ

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ねとらぼ

カットクロスを8枚使います

 180円の格安カット布8枚を縫い合わせていくと……。乙女心をくすぐられる作品を仕上げていく様子が、YouTubeで紹介されています。


【画像】完成したアイテム


 投稿したのはYouTubeチャンネル「ねことパッチワーク」でパッチワーク作品や猫ちゃんとの生活の様子を公開している、ハンドメイド作家のかまんべーるさん。以前は絵本から飛び出してきたようなかわいい作品が話題になりました。


 今回使用するのは180円のカットクロス8枚(ピンク系4枚、黄色系4枚)。スノーボールというパターンで枕カバーを作っていきます。


●型紙(パターン)を作って生地をカットします


 始めに型紙(パターン)を作ります。紙に5センチ角の正方形を描き、内側にコンパスで半径3.5センチの円弧を描きます。次に、縫い合わせるときの目印にするため、内側・外側の円弧の真ん中に印を付けます(更にその半分に印を付ける方法もあります)。型紙は薄いと生地に描きにくいため、厚紙に写しておくといいそうです。


 生地に型紙を写し、中央などの印を描き入れます。縫い代を7ミリ程度とって生地をカットします。


●パターンを縫っていきます


 内側4枚、外側4枚の生地が切れたら、中表に合わせて中心と端をマチ針で止め、手縫いをしていきます(縫いにくそうな場合は、先に縫い代に切り込みを入れます)。


 かまんべーるさんは円弧の半分にマチ針を付けて縫ってから残りにマチ針を付けているそうですが、やりやすい方法でいいとのことです。1組縫えたら様子を見て、必要なら切り込みをプラスします。縫い終わった後の縫い代は円の方に倒しておきます。


 4組縫えたらアイロンをかけます。隣同士を縫い合わせるため、中表にして円の境目がずれないように合わせてマチ針を付けます(型紙の角の部分など、ポイントになる位置にもマチ針を付けます)。


 端から縫い合わせて行きます。縫い代ギリギリまで縫ったら縫い代の反対側まで針を通し、裏側の縫い代の手前に斜めに針を戻して、裏側の縫い代に針を通すと強度が上がるそうです。


 2組ずつのセットができたら再びアイロンをかけます(2組の縫い代は組み合わせた時に逆になるように倒します)。ポイントになる位置にマチ針を付けて縫い合わせ、アイロンをかけたら1つの模様(パターン)の完成です。


●パターンを縫い合わせます


 パターンが24枚(内側がピンクのパターン、黄色のパターンが各12枚)できたので、縫い合わせていきます。ポイントになる位置にマチ針を付け、ミシンをかけて行きます(6組セットを4つ作る→4つを縫い合わせる)。


 今回は枕カバーにする予定なのですが、実際の枕に対してキルトトップ(24枚縫い合わせたもの)のサイズに余裕がないので、周りに5センチ幅の生地を追加し、中表で縫い合わせます(角の部分は斜めに縫っています)。


●キルティングをします


 キルトトップにキルト芯と裏地を重ねてキルティングをしていきます(裏地は見えなくなるので他の生地でも大丈夫です)。キルト芯と裏地はキルトトップより2〜3センチ大き目にカットし、3枚を重ねて中心から外側に向けて数カ所にしつけをします。


 キルティングをする位置は円の1〜2ミリ外側です(縫い始めと縫い終わりの玉止めは生地の間に通して隠すようにします)。円の部分全てにキルティングをしたら、余分な生地とキルトをカットします。キルティングをした部分は円が浮き出てかわいい感じになりました。


●枕を仕上げていきます


 枕を作るため、キルトトップと同じサイズの生地を2枚用意します。1枚は2つに折り、もう1枚は端を2回折ってミシンをかけておきます。


 キルトトップの表面を下に向けて起き、端を縫った生地、2つに折った生地を重ねて周りをミシンで仮縫いします。


 余っていた生地を斜めにカットしてパッチワークのようにつなげ、バイアスにしていきます。角を丸くしたキルティングの周りにバイアスが中表になるようにクリップで止め、周りにミシンをかけます。


 裏返して布端をつまんでまつります。1周縫えたら枕カバーの完成です。枕を入れるときは2つ折りになっている裏地をガバっと折り返すようにします。


 完成した枕カバーは乙女心がキュンキュンするほどのかわいい仕上がり。コメント欄には「すてきな枕カバー!」「丸い部分は手縫いで大変だけど、直線には無いキュートさやプリティ感があってすごく良きです」「スノーボールのパターン良く理解しました」といった書き込みが。愛猫「ここ」ちゃんとの攻防を楽しんでいるという声もたくさん寄せられています。


 かまんべーるさんはInstagramでもパッチワーク作品やここちゃんとの日常を発信中。別の日のYouTube投稿では、ねこちゃん用の夏の帽子なども紹介しています。


画像提供:YouTubeチャンネル「ねことパッチワーク」



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