
【カンヌ時事】フランスの第78回カンヌ国際映画祭で24日、同国などで活動する瀬戸桃子監督のアニメーション作品「プラネット ダンデライオンズ・オデッセイ」が独立賞の国際批評家連盟賞を受賞した。
瀬戸監督は東京都出身。受賞作はフランス、ベルギー製作で、核爆発を生き延びたタンポポが宇宙を旅する物語をせりふなしで描いた。映画祭と並行して開かれる「批評家週間」の閉幕作品として上映された。
国際批評家連盟は授賞理由で、瀬戸監督の「素晴らしい編集と、古典的なアニメと現代的なアニメの形式を結合させた独特の映像技術」を高く評価した。