ガラタサライへのフリー移籍が決定したサネ [写真]=Getty Images バイエルンに所属するドイツ代表FWレロイ・サネが、ガラタサライにフリー移籍することが決定した。12日、両クラブが発表している。
ガラタサライ側の発表によると、サネとは2025年7月1日から3シーズンの契約を締結。給与については年俸900万ユーロ(約15億円)で、シーズン毎に300万ユーロ(約5億円)のボーナスが付随することも明らかになっている。
なお、バイエルン側の発表によると、契約が満了する6月30日まで同クラブに帯同することになっており、6月14日から開幕するFIFAクラブワールドカップ2025にも出場することに。13日にチームに合流する模様で、15日のオークランド・シティ(ニュージーランド)、21日のボカ・ジュニオルス(アルゼンチン)、24日のベンフィカ(ポルトガル)とのグループステージに向けて調整する予定であることが伝えられている。
現在29歳のサネは2014年4月にシャルケでデビューした後、2016年夏にマンチェスター・シティへ完全移籍加入。公式戦通算135試合出場で39ゴール43アシストという成績を残し、2020年7月にバイエルンへ活躍の場を移した。背番号「10」を着用し、2024シーズンは公式戦45試合出場で13ゴール6アシストを記録するなど、ここまで通算220試合出場で61ゴール55アシストを記録していた。
現行契約が2025年6月30日までとなっていたサネの去就には注目が集まっていたなか、2025−26シーズンからはスュペル・リグ(トルコ1部)でプレーすることが決定。透明性を持って、これまでオープンに交渉を行なってきたものの、退団が決まったことを受け、バイエルンのスポーツディレクター(SD)を務めるマックス・エベール氏はクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。
「もし選手が新たなオファーを受け、それを受け入れたとしても、それは全く自然なことだ。正当な権利だからね。そして、サネがクラブワールドカップのグループリーグ、そしておそらくはラウンド16にも出場するという共同決定からも両者の間に不満がないことがわかると思う」