長嶋一茂「チェックが３年でいいのか議論を」99歳の逆走事故受け免許更新制度に疑問

元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂（59）が13日、金曜コメンテーターを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」（月〜金曜午前8時）に出演。99歳の男性が起こした逆走事故についてコメントした。

番組では、11日に中央道・恵那山トンネルで発生した99歳の男性による逆走事故の話題を取り上げた。

運転免許証は一部の場合を除き、70歳未満で5年ごと、71歳以上で3年ごとの更新となるが、一茂は「今回の場合、99歳の方ですから。80歳、90歳っていった時にも、（更新は）3年でいいのかという議論はされてもいいのかな」と語った。

更新後に認知症やその他の疾患を発症する可能性に触れつつ「3年って相当進行するので。そのチェックが3年でいいのかというのはぜひ議論、法整備してほしいなと思う」と話した。

生活環境により「免許返納の後に困る方がたくさんいるのは重々承知してます」としつつ、「今回の方は奥さんも亡くなられて1人で生きてきて。家族には迷惑がかけられないから自分で、という気持ちももちろん分けるけど、今後家族がフォローするのか行政のエスコートサービスのようなものをするのか、この2つしかないので。それか免許を返納していただくしかない。これは社会問題としてとらえていただきたい」とコメントした。