ミランから関心が寄せられているジンチェンコ [写真]=Getty Images ミランが、アーセナルに所属するウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコに関心を示しているようだ。12日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在28歳のジンチェンコはシャフタール・ドネツク(ウクライナ)の下部組織出身でウファ(ロシア)を経て、2016年7月にマンチェスター・シティに加入。PSVへの1年間のレンタル移籍を経て、5シーズン在籍後の2022年7月にアーセナルに完全移籍となった。
今シーズンは負傷離脱となる期間があったほか、イングランド代表DFマイルズ・ルイス・スケリーの台頭もあり、序列が低下し、リーグ戦の先発出場は5試合だけとなるなど、公式戦22試合出場で1ゴール1アシストを記録するにとどまった。
そんなジンチェンコの現行契約は2026年6月30日までと残り1年になっていることもあり、フランス代表DFテオ・エルナンデスに退団の可能性が浮上しているミランから関心が寄せられていることが明らかになっていた。
そして、今回の報道によると、ミランはジンチェンコ獲得に向け、条件交渉を進めているという。それでも、現在アーセナルで得ている年俸がミランにとっては障壁となる可能性がある模様で、移籍の成立にはまだ近づいていないことが伝えられている。
今年1月の移籍市場ではアトレティコ・マドリードやドルトムントからも関心が寄せられていたジンチェンコだが、果たして今夏の移籍市場でアーセナルを離れることになるのだろうか。