居場所をなくした“10番”ファティ、モナコ移籍に暗雲?…バルサが最初のオファー拒否か

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2025年06月13日 16:58  サッカーキング

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今夏のバルセロナ退団が噂されているファティ [写真]=Getty Images
 バルセロナ所属のスペイン代表FWアンス・ファティに関心を寄せているモナコだが、獲得交渉は難航しているようだ。12日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
 
 2024−25シーズンはラ・リーガ、コパ・デル・レイ、スーペルコパ・デ・エスパーニャの国内3冠を達成し、スペインサッカー界を席巻したバルセロナ。とりわけ、スペイン代表FWラミン・ヤマル、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ、ブラジル代表FWハフィーニャが形成する“トリデンテ”は破壊力抜群で、3人で合計94ゴールをマーク。さらにジョーカー起用の多かったスペイン代表FWフェラン・トーレスも19ゴールと結果を残した。

 しかし、好調のチームとは裏腹にファティにとってはもどかしいシーズンとなった。公式戦出場は11試合に留まり、プレータイムの合計はわずか298分間。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(現:インテル・マイアミ)から背番号「10」を受け継いだ22歳はチーム内での居場所を失い、バルセロナは今夏の移籍市場での売却を目指しているとも報じられている。

 新天地の有力候補となっているのが、日本代表FW南野拓実も所属するモナコ。シーズン終了前からクラブ間での交渉が行われ、買い取りオプションと売却条項が付随したレンタル契約の締結が濃厚とされていた。しかし、この度『マルカ』が報じたところによると、交渉は依然として合意に達していないとのこと。バルセロナはファティの給与の大部分を負担するという条件に納得がいかず、モナコが提示した最初のレンタルオファーを拒否したという。

 モナコが2度目のオファーを提示するかは現時点で不明。ファティは十分なプレー機会が得られるクラブへの移籍を希望しており、代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏も現状を打破する方法を模索しているようだ。

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