沖縄でも備蓄米の販売開始=消費者ら列、ようやく全国に

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2025年06月13日 19:03  時事通信社

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時事通信社

沖縄県内で始まった備蓄米の販売=13日午後、同県浦添市
 沖縄県で地場スーパー「タウンプラザかねひで」を展開する金秀商事(同県西原町)は13日、随意契約で調達した政府備蓄米の販売を開始した。沖縄での備蓄米販売は47都道府県で最後で、ようやく全国に備蓄米が行き渡った。

 小泉進次郎農林水産相は同日、47都道府県4552店舗で随意契約による備蓄米の販売が確認されたと発表。自治体や地域によっては依然流通の差があることを踏まえ、「広く行き渡っていくための努力はしたい」と述べた。

 沖縄県浦添市の「パイプライン内間市場店」には備蓄米を求める人が長蛇の列をつくった。購入した同市の20代女性は「お米が高くて困っていた。安く買えてよかった」と話した。先着順の整理券配布には約150人が詰め掛け、午後3時の発売後、用意された100袋はすぐに売り切れた。 

客に備蓄米を手渡す店員=13日午後、沖縄県浦添市
客に備蓄米を手渡す店員=13日午後、沖縄県浦添市

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