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兵庫県の斎藤元彦知事が再選された昨秋の知事選で「市長会有志」として対立候補への支持を表明していた県内22市長について、県警は13日に公職選挙法違反(公務員の地位利用)の疑いで書類送検した。捜査関係者への取材で判明した。
県警は処分意見を明らかにしていない。神戸地検が刑事責任の有無を慎重に判断する。
22市長の一部が知事選投開票3日前の2024年11月14日に記者会見し、対抗馬の前同県尼崎市長を22市長で支持すると表明した文書を配布。翌日に新聞4紙で報じられたことは市長の影響力の利用に当たるなどとして、同県川西市の元市議が25年1月に県警と地検に告発状を送付していた。
22市長の一人、酒井隆明・丹波篠山市長は「表明にあたっては県選挙管理委員会に、公選法に違反しないと確認している」とのコメントを出した。【柴山雄太、木山友里亜】
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