宝塚記念は道悪濃厚 母の父フレンチデピュティの2頭に注目

　週末は全国的に天気が崩れそうだ。兵庫県も例外ではなく、宝塚記念(3歳上・GI・芝2200m)は道悪の可能性大。そこで馬場が渋った場合の注目馬をピックアップしたい。

　まずはメイショウタバル(牡4、栗東・石橋守厩舎)だ。これまで芝の稍重〜重では【2-0-0-1】の好成績。何より強調したいのは、2勝がともに重賞の毎日杯と神戸新聞杯だということ。下が緩い方が課題の折り合いが付きやすいのか、それとも父ゴールドシップ×母の父フレンチデピュティという血統の影響か、いずれにしても道悪が得意であることは間違いない。ここは単騎で行けそうなメンバー構成でもあり、粘り込みのシーンがあっていい。

　一方、末脚タイプではヨーホーレイク(牡7、栗東・友道康夫厩舎)に注目したい。ディープインパクト産駒ながら、母の父フレンチデピュティの影響が強いパワー型。実際に芝の稍重〜重は【3-0-0-1】と相性がいい。課題のスタートを決めて、4角をある程度の位置で回れるようなら、好勝負になるはずだ。