
しばらく気まずい沈黙が続いたあと、義母が明るく言ってくれました。

義父は実父と違って、いつもシックでシンプルなものを身につけていたことを思い出しました。私は「義父にも実の父親と同じプレゼントがいいはず!」と決めつけていましたが、ようやくそれがどういうことなのか理解したのです。


私たちは3人で謝りあってしまいました。しかし義母いわく、義父は私からプレゼントをもらったことをいつも嬉しそうに友だちに自慢しているのだそうです。その話を聞いて私も嬉しくなりましたが、同時に今まで義父好みなプレゼントを贈れなかった申し訳なさも感じていました。

そんな話をしているところに義父が帰ってきました。私は、これまで的外れなプレゼントを贈ってしまっていたことを謝りました。
|
|


義実家で義母から遠回しに「義父は派手なものが苦手」と聞き、私は自分のプレゼント選びが的外れだったと気づきました。
実父と同じ量の感謝を伝えるために義父にも同じものを贈っていたのですが、よく考えたら義父はシックなものを好む人……。
私は義母に謝罪し、ユキヤも謝ってくれました。
義父が帰宅したので事情を説明すると、義父は「プレゼントは嬉しいよ」と笑顔を見せてくれました。
|
|
私は胸を撫でおろしました。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・海田あと
|
|