
Great Place To Work Institute Japan(GPTW、東京都港区)は、2025年版の全国地域別「働きがいのある会社」ランキングを発表した。ランキングは、2023年7月〜24年9月、東京都以外に本社を置く企業657社の従業員に対し、60の設問で働きがいについて評価してもらった。
46道府県を6の地域に分け、上位5社ずつを選出した。各地域の1位は、関東は「Mahalo」(神奈川県)、中部は「and US」(富山県)、近畿は「イベント21」(奈良県)、中国・四国は「ミクセル」(広島県)、九州・沖縄は「トップ保険サービス」(福岡県)だった。北海道・東北は5社以上の候補がなかったため、発表しなかった。
ランキングで選出された企業を分析したところ、地方企業は多様な人材の活躍に改善の余地があることが示唆されたものの、従業員が「地域や社会に貢献していると思う」と回答した割合は東京企業を上回っていたという。
GPTWのコンサルタント岩佐真裕子氏は、地方企業がどのように働きがいを高めればいいかについて「自社の強みと課題を把握し、強みを伸ばし、課題を成長の機会と捉えて改善すること」とアドバイスしている。
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