四国各地で今年初の猛暑日 厳しい暑さは来週にかけて長く続く

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2025年06月16日 16:42  日本気象協会

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日本気象協会

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四国地方は、太平洋高気圧に覆われて朝から早いペースで気温が上がり、各地で今年初めて最高気温が35℃以上の猛暑日となりました。この厳しい暑さは来週にかけても続く見込みです。熱中症にならないよう体調管理に十分に注意してください。

各地で今年初の猛暑日に

今日16日(月)は、太平洋高気圧が勢力を強めて西日本付近を覆っています。四国地方はおおむね晴れて、朝からぐんぐん気温が上がり、各地で今季一番の暑さとなりました。
15時までの最高気温は、徳島で36.2℃(6月の観測史上最高)、松山で35.1℃(統計開始以来最も早い猛暑日)、愛媛県西条市西条で36.5℃、香川県綾川町滝宮で35.2℃を観測するなど、各地で最高気温が35℃以上の猛暑日となりました。

向こう1週間 太平洋高気圧の勢力の強い状態が続く

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向こう1週間、太平洋高気圧の勢力の強い状態が続き、本州付近は夏の空気に覆われるでしょう。夏本番のような厳しい暑さが長く続きそうです。

あすから23日にかけて 梅雨の中休み 厳しい暑さ続く

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今夜から明日17日(火)明け方にかけては、前線や湿った空気の影響で雨が降り、雷を伴う所もあるでしょう。その後、明日日中は次第に晴れて厳しい暑さとなり、高松では猛暑日となる可能性があります。
18日(水)以降も、晴れ間の出る日が多く、連日各地で最高気温が30℃以上の真夏日となるでしょう。
体が暑さに慣れていない時季ですので、熱中症にならないよう体調管理に十分に注意してください。

24日から29日にかけて 太平洋側から次第に梅雨空が戻るも、厳しい暑さ続く

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24日(火)以降は、太平洋側を中心に雲が広がりやすく、雨の降る日もあるでしょう。日差しは弱まりますが、南からの暖かく湿った空気の影響を受けて、厳しい暑さは続きそうです。

熱中症の症状とは?

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熱中症には、様々な症状があります。
はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。
応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。

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