先週(6月8日週)、水冷関連の新製品でとりわけ注目を集めていたのが、INNO3DのGeForce RTX 5080カード「GEFORCE RTX 5080 iCHILL FROSTBITE」だ。価格は27万円弱となる。
●水冷クーラーを標準搭載したRTX 5080カードが27万円弱でデビュー
Alphacool製の水冷ブロックを標準で取り付けており、ブラケットを含まないカード長を約160mmに抑えている。カードの厚さも2スロット以下で、2スロット分のブラケットで固定できる仕様だ。メーカー保証は2年となる。
入荷したオリオスペックは「(170×170mmの)Mini-ITXマザーボードより短いので、小型でかつハイエンドなマシンを組みたい人にはたまらない仕様といえますね。水冷ポンプやラジエーターの置き場所が課題になりますが、そこを上手く処理できれば面白いマシンに仕上がるでしょう。自作の意欲をかきたてますね」と評価していた。
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なお、導入には水冷ポンプやラジエーターなどを別途用意する必要がある。
●特製バックプレート付きのRadeon RX 9070 XTカードも登場
グラフィックスカードの新製品としては、ASUS JAPANからGeForce RTX 5070搭載の「PRIME GeForce RTX 5070 White OC Edition 12GB GDDR7」が13万2000円前後で登場している。3連ファンを備えたホワイトモデルで、バックプレートまで白で統一されている。
またPowerColorからは、標準のバックプレートに装着する特製カバー「Devil Skins」が付属したRadeon RX 9070 XTカード「Red Devil AMD Radeon RX 9070 XT 16GB GDDR6 Backplate Special Edition」が売り出されている。価格は14万円前後だ。
Devil Skinsは立体的なデザインで、マグネットによって固定が可能だ。
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入荷したTSUKUMO eX.は「普通にグラフィックスカードを挿すと、バックプレート側が目に入りますからね。ここの見た目を気にする人は少なからずいるんじゃないかと思います」と話していた。
●約35gの超軽量マウス「X2 CrazyLight Tokyo Exclusive」が店頭に
入力デバイスでは、Pulsar Gaming Gearsからゲーミングマウス「X2 CrazyLight Tokyo Exclusive」(PX2CL110)が売り出されている。価格は1万6000円強だ。8Kドングルが付属し、約35gと超軽量な「X2 CrazyLight」シリーズに属する追加カラーモデルとなる。
同社によると「東京の都市風景に広がる鮮やかなコントラスト」からインスピレーションを受けたという。
入荷したパソコンSHOPアークは「東京感をどこまで受け取るかは人それぞれですが、ユニークなカラーリングなのは確かですね。軽さもすごいですし、注目されています」という。
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同じタイミングで、同社からは「X2 v3」シリーズの小型モデル「X2 v3 Mini」も登場している。2023年10月に他の「X2 V2」シリーズと一緒に登場した「X2 V2 mini」の後継で、価格は1万5000円弱となる。8Kドングルは別売となるが、8Kポーリングに対応する。
●ドスパラセレクトのPCケースに新色「XR PASTEL BEIGE」が加わる
カラーリングが目を引く新製品としては、ドスパラセレクトのピラーレスPCケース「XR PASTEL」の新色「BEIGE(ベージュ)」も目立っていた。ドスパラ秋葉原本店の価格は既に出回っているカラーモデルと同じく7980円となる。
XR PASTELシリーズは、2024年11月に登場したドスパラとMONTECHのコラボケース「XR(B-DP)」をベースにしており、同月の「XR PASTEL PURPLE」を皮切りに、ブルーやグリーンなどのバリエーションを増やしている。
同店は「あまりないカラーリングということで、女性人気が先行していますが、男性にも普通に選ばれています」と話していた。
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