【2025年】夏前に始めよう!エアコンの掃除や手入れ、試運転を紹介

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2025年06月17日 18:01  BCN+R

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夏が来る前にやっておきたいエアコンの掃除
 夏が来る前にやっておきたいのが、エアコンの掃除や手入れです。エアコンのメンテナンスを怠ると、エアコンの電源を入れても稼働しなかったり、内部の汚れた空気を室内に排出させてしまったりする恐れがあります。この記事では、エアコンの掃除が必要な理由や掃除方法、外部に掃除を依頼する際の業者を紹介します。

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●エアコンを使い始める前に必要な準備

 エアコンを使い始める前に必要な準備が、掃除と試運転です。ここでは、エアコンの掃除と試運転について詳しく解説します。「エアコンが必要なタイミングで動かない!」ということがないように、しっかりと準備して夏を迎えましょう。

エアコンの掃除

 エアコンを使い始める前には、エアコンの掃除が欠かせません。エアコン内部のフィルターにカビやホコリが付着していると、冷暖房の効きが悪くなり、その分電気代もかかってしまいます。

エアコンの試運転

 エアコンを使い始める前には、試運転も重要です。試運転では、エアコンが壊れていないかどうかを確認します。

 試運転の方法は、次の通りです。

・運転モードを「冷房」にする

・温度を最低温度(16〜18℃)に設定する

・約10分運転する

 試運転中は、次の事象を確認するようにします。

・冷風がしっかりと吹き出しているか

・異常ランプが点滅していないか

・吹き出し口から異臭や室内外からの異音、室内機から水漏れがないか

 これらのことをあらかじめ確認してから、夏本番を迎えましょう。

●エアコンの掃除が必要な理由

 エアコン内部にあるフィルターなどの部品には、日々のホコリが溜まっています。掃除せずにホコリまみれのまま起動させると、溜まったホコリが室内に舞い、キレイとは言えません。

 エアコンは、室内の空気を取り込んで、冷風・温風にして放出する仕組みです。フィルターにホコリが溜まった状態では、空気をきちんと取り込めないでしょう。さらに、空気を多く取り込もうとすると、パワー(電力)を余計に使うことになり、ムダな電気代を消費します。

 キレイな空気でエアコンを効率的に稼働させる意味でも、エアコンの掃除は大切です。

●エアコンの掃除方法

 エアコンで掃除しておきたいのは、フィルター・本体・吹き出し口・ルーバー・室外機(室外ユニット)です。

 掃除を始める際には、感電を予防するためにも、エアコンの電源を必ず切ってコンセントを抜いておきましょう。

フィルター

 まずフィルターを取りつけた状態で、フィルターや周辺についたホコリを掃除機で吸い取りましょう。ホコリがある程度取れたら、フィルターを取り外します。

 基本的に、外したフィルターの表側にホコリがつくことが多いです。表側から掃除機をかけて、ホコリを取り除きます。汚れが取れない場合は、シャワーなどをかけて水洗いするのも有効です。

 洗って濡れているフィルターは、陰干しするか、乾いたタオルでキレイに拭いて乾かしましょう。

本体・吹き出し口・ルーバー

 エアコン本体・吹き出し口・ルーバーは、キレイなタオルでやさしく拭き掃除をします。本体内部(アルミフィン部分)にカビや汚れなどが付着していた場合は、内部クリーン機能を使って、エアコン内部をキレイにしてください。

室外機(室外ユニット)

 外に置いてある室外機(室外ユニット)は、汚れている可能性が高いです。水で濡らしたタオルで、汚れをキレイに拭き取りましょう。

 室外機は、屋外に設置することを前提に設計されています。そのため、水拭きをしても性能に影響することはありません。ただし、ホースなどで水を強くかけるのは厳禁です。

●エアコンを掃除するときの注意点

 エアコン掃除の際に注意したいのは、次の3点です。

・水をかけない

・市販の洗浄スプレーを使用しない

・エアコン内部の掃除はプロに依頼する

 注意点を守らないと、エアコンが故障する原因になります。注意点をしっかりと理解しておきましょう。

水をかけない

 エアコン掃除をする際は、エアコン内部に水がかからないようにしましょう。精密機器が組み込まれているため、水がかかるとエアコンが故障してしまう可能性があります。

 エアコン本体を水拭きする際は、タオルをしっかりと絞ってから拭き、水拭き後も乾拭きをして乾かすようにしてください。

市販の洗浄スプレーを使用しない

 エアコン掃除用に、洗浄スプレーも市販されていますが、あまりおすすめできません。エアコン内部へ洗浄スプレーを使用した場合、次のようなリスクが考えられます。

・流しきれずに内部に残った洗浄スプレーの素材に汚れが付着し、カビが発生する恐れがある

・内部の電気部品に洗浄スプレーがかかることで、故障や火災の原因になる恐れがある

 もし使用する場合は、表面やフィルターの掃除のみに使用しましょう。

●エアコン内部の掃除はプロに依頼する

 エアコン内部の掃除をするとなると、エアコンの分解が必要になります。

 専門知識がないにもかかわらずエアコンを分解して内部を掃除すると、故障の原因につながりかねません。エアコン内部までしっかりと掃除したい場合は、プロに依頼しましょう。

●おすすめのエアコン掃除業者

おすすめのエアコン掃除業者は、次の3つです。

・おそうじ革命

・おそうじ本舗

・エディオン

 エアコン掃除業者におまかせすれば、エアコンの外側はもちろん内部の汚れもしっかりと落としてくれます。価格も業者によって異なるため、利用する際は複数社を比較検討してみてください。

おそうじ革命

 おそうじ革命は、比較的安価な料金でエアコン掃除を依頼できる業者です。固定料金制を採用しており、エアコン1台9980円から依頼ができます(各種機能がついていない一般的な壁掛けエアコンの場合)。

 必要な費用は、事前の見積もり料金だけ。出張費や追加費用は、発生しません。作業に不備がある場合には、清掃実施日を含む3日以内に再作業を実施します。

 土日や夜間の作業依頼にも対応しており、忙しい人にもぴったりです。

おそうじ本舗

 おそうじ本舗では、エアコンを完全分解洗浄が可能。ドレンパンや送風ファンまで取り外して洗浄するため、エアコンの隅々までキレイにできます。完全分解洗浄は、1台8800円の追加料金で可能です。

 早割やまとめ割などの特典が多いのも特徴です。壁掛けタイプ(お掃除機能なし)の場合、1万1000円(早割価格)で依頼できます。

エディオン

 大手家電量販店を運営するエディオンも、エアコン掃除を行っています。お掃除機能なしの壁掛けエアコンであれば、1台1万3200円から対応可能です。

 家電量販店を運営しているだけに、家電に関する知識も豊富。エアコンはもちろん、室外機や配管までキレイにします。

●夏前にエアコンを掃除しておこう

 エアコンを稼働させる前には、掃除や試運転が欠かせません。エアコンを自分で掃除する場合には、精密機器部分に水がかからないように注意してください。市販の洗浄スプレーも故障の原因になるため、使用する場合は外側だけにしましょう。使用した場合は、しっかりとスプレーを拭き取ることが重要です。

 エアコン内部までしっかりと掃除したいのであれば、エアコン掃除業者への依頼をおすすめします。この記事で紹介した業者を参考に、自分にあった業者を選んでください。

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