33歳サラビアがカタールへ? アル・アラビ加入が決定的に…PSG時代の同僚ヴェラッティと再会か

0

2025年06月18日 05:01  サッカーキング

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

サッカーキング

今季までウルブスでプレーしていたパブロ・サラビア [写真]=Getty Images
 2024−25シーズンをもって、プレミアリーグのウルヴァーハンプトン(ウルブス)を退団する元スペイン代表FWパブロ・サラビアが、カタール・スターズリーグ(同国1部)のアル・アラビへ加入することが決定的となったようだ。スペインメディア『アス』が17日に報じている。

 現在33歳のサラビアはレアル・マドリードのカンテラ(育成組織)出身の選手で、同クラブのトップチームでは花開かなかったが、以降はヘタフェ、セビージャ、パリ・サンジェルマン(PSG)、スポルティング、そしてウルブスで活躍。セビージャ時代の2018−19シーズンにはラ・リーガで13ゴール13アシストと圧巻の数字を残しており、スペイン代表としても国際Aマッチ通算27試合出場9得点をマークしている。

 2024−25シーズンはウルブスで公式戦通算28試合出場3ゴール2アシストを記録。途中出場がメインとなった中で、精度の高い左足と献身的な守備は健在であることを示したが、同シーズンをもって契約が満了。今夏には、2年半を過ごしたウルブスを離れることが決まっている。

 今回の報道によると、サラビアは欧州も含めた複数のクラブからオファーを受けていたものの、その中からカタール行きを選択したという。残すはメディカルチェックと契約の詰め作業のみ。サラビアは24時間以内にカタールへ渡る予定で、大きな問題が発生しなければ、アル・アラビと契約を締結する見込みだ。

 サラビアの新天地となる可能性が高いアル・アラビは、2024−25シーズンのカタール・スターズリーグで一時は残留争いに巻き込まれながら、最終的には12チーム中9位フィニッシュ。来季は上位浮上を狙っている。現在、チームにはかつてベティスで活躍したスペイン人FWロドリのように、サラビアにとって“同胞”と言える選手も在籍。セネガル代表DFアブドゥ・ディアロ、元イタリア代表MFマルコ・ヴェラッティは、PSG時代のチームメイトだった。

 現在、カタール・スターズリーグにはスペイン人選手および監督の流入が増加しており、今年2月からアル・アラビを率いるパブロ・アモ監督も、スペイン代表でアシスタントコーチを務めたことのある人物。果たして、サラビアも“スペイン化”が進行するカタールに新天地を求めることとなるだろうか。


【ハイライト動画】サラビア、4月のユナイテッド戦では直接FKで決勝弾





    ランキングスポーツ

    ニュース設定