チャウヌ Photo by Han Myung-Gu/WireImageアイドルグループ「ASTRO」のメンバーで俳優としても活躍するチャウヌが、7月28日に陸軍軍楽隊に入隊することが発表された。
先日は、「おつかれさま」で記憶に残る演技を見せたIUの名曲リメイクアルバム「A Flower Bookmark, Pt.3」の収録曲「美人(Feat. Balming Tiger)」のミュージックビデオに特別出演し、話題をさらったチャウヌ。
彼もまた記憶に残る俳優キャリアを積み重ねてきた。
2016年2月に「ASTRO」としてデビュー。俳優活動としてはカン・ドンウォンとソン・ヘギョ共演の『世界で一番いとしい君へ』(2014)へのカメオ出演が初となる。
ドラマ「マイ ロマンチック サム レシピ」や「僕たちの復讐ノート」、「トップマネジメント」でアイドル役を演じ、Web漫画原作の「私のIDはカンナム美人」(ABEMAほかにて配信中)でヒロイン、カン・ミレ(イム・スヒャン)の秘密を知るト・ギョンソク役を演じて人気・知名度が急上昇する。
「新米史官ク・へリョン」(Netflix配信中)では、地上波初主演で時代劇に挑戦。優秀な女性史官(シン・セギョン)と惹かれ合う、人気恋愛小説の書き手にして宮中で問題児扱いされるイ・リム/トウォン大君を演じた。
現在の人気を決定づけたのが、Web漫画原作「女神降臨」(U-NEXT配信中)のイ・スホ役だ。心に傷を抱えたスホと、メイクを仮面のように纏うイム・ジュギョン(ムン・ガヨン)、さらにハン・ソジュン(ファン・イニョプ)との関係性に視聴者は夢中になった。
一転、映画『デシベル』ではイ・ジョンソクと兄弟役となるチョン・テリョンとして、凜々しい姿を披露したことも。
そして「ワンダフルワールド」(Disney+配信中)では、大切な人を亡くした後、その痛みと苦しみにどう向き合い前を向くことができるのかをクォン・ソンニュルという青年を通して演じ切り、これまでになく進化した熱演を見せた。
次回作のNetflixシリーズ「ザ・ワンダフルズ」では「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」監督&パク・ウンビンとタッグ、1999年を舞台にした超能力コメディ・アクション・アドベンチャーに臨む。
“顔天才”はもちろん、“推しは推し、ウヌはウヌ”(本命の推しがいてもチャウヌは気になる、という意)といった称賛を受けるが、ひと際愛されるのは素顔のお茶目さ。IUと共演したMVのビハインドでもその一端を覗くことができる。
なお、6月20日(金)より、没入感たっぷりの初の体験型VRコンサート『CHA EUN-WOO VR CONCERT : MEMORIES(チャウヌ VRコンサート:メモリーズ)』がTOHOシネマズ8劇場にて公開。
6月28日(土)・29日(日)には、みずほPayPayドーム福岡にて「ASTRO」のコンサート「The 4th ASTROAD [Stargraphy]」も控えている。
落ち着いた低音の美声も魅力の1つ
☆チャウヌ プロフィール
生年月日:1997年3月30日
出身地:京畿道軍浦市
本名:イ・ドンミン
☆主な出演作
『世界で一番いとしい君へ』特別出演(2014、映画)※イ・ドンミンとして
「マイ ロマンチック サム レシピ」(2016、ドラマ)
「最高の一発〜時空<とき>を超えて〜」(2017、ドラマ)
「僕たちの復讐ノート」(2017、ドラマ)
「私のIDはカンナム美人」(2018、ドラマ)
「トップマネジメント」(2018、ドラマ)
「新米史官ク・へリョン」(2019、ドラマ)
「女神降臨」(2020、ドラマ)
「アイランド」(2022、ドラマ)
『デシベル』(2022、映画)
「ワンダフルデイズ」(2023、ドラマ)
「ワンダフルワールド」(2024、ドラマ)
(上原礼子)