

牛丼の吉野家(東京)が外食チェーンで初めて特定保健用食品(トクホ)の認可を獲得した冷凍牛丼の具「トク牛サラシアプレミアム」が、全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤(東京)のECサイト「日本調剤オンラインストア」でも販売されるようになった。
トク牛サラシアプレミアムは、たれに糖の吸収を抑える有効成分「サラシノール」を配合しているほか、脂肪の少ない肉を使っており、食後の血糖値上昇を緩やかに抑える効果がある。ご飯だけでなく、うどんやパン、パスタ、カレーなどにトッピングしても有効性は損なわれない。厚生労働省によると、食後の血糖値が高い状態が続くと、糖尿病を発症したり、糖尿病予備群の疑いが高まったりするとされている。また、食後高血糖は動脈硬化の危険因子でもあり、放置すると血管障害が進み、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす恐れがあるという。
日本調剤は、吉野家の「食後高血糖を気にして丼ものから遠ざかっているお客さまにも安心してお召し上がりいただける牛丼を提供し続けたい」という思いに共感して、日本調剤オンラインストアで販売することにしたそうだ。メーカー直送商品で、10袋入り税込み5980円。牛丼は食べたいけど血糖値が気になる人、いつもの薬を取り寄せるついでに「牛丼も!」という人は、チェックしてみて。