松竹芸能は6月19日、お笑いコンビ「四天王」の卓也努力勝利さんが同月14日に脳幹梗塞のため死去したことを発表しました。38歳でした。
「四天王」は結成2017年の若手コンビ。2022年にコンテスト「第4回 江戸まちたいとう芸楽祭ビートたけし杯『お笑い日本一』」にてグランプリを獲得しており、名誉顧問を務めたビートたけしさんも「『四天王』が一番放送に乗るような正統派な感じだったかな」と評価していました。
卓也努力勝利さんは6月8日までX(Twitter)を更新しており、同日の22時ごろには「ラフターナイト出るぞーーー! おー!!!!!!」と元気に番組出演を告知。しかし9日に入ると、相方のジェットさんはじめ同日開催のイベントを体調不良で欠席する旨が各方面で伝えられていました。
11日放送のバラエティー番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)にVTR出演し、「次世代リアクション王発掘トーナメント」と題した企画にコンビで登場していたものの、翌12日には松竹が先の体調不良で入院すると発表。
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発表からわずか2日後に都内病院で亡くなっただけに、松竹公式も「番組出演など、地道な努力が実り始め、これからの活躍に期待していた矢先での突然の悲報に、弊社、所属タレントも現実を受け止めきれておりません」と悲痛の思いをつづっています。
ジェットさんは19日、自身のXでコメントを発表。応援してくれたファンに対する感謝を伝え、「こんな形で四天王の活動を終わるのは本当に心苦しいです。でもそれは卓ちゃんも同じだと思います」「夢の途中で終わってしまいましたが、可哀想とか思わないで欲しいです。ずっと止まることなくお笑いにまっすぐ駆け抜けた卓ちゃんを讃えてあげてください」と思いを言葉にしています。
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