
財布を落としたことに気付いたときのショックは大きい。埼玉県の50代女性は、22時の閉店ギリギリにドラッグストアで買い物をして、車に乗り込むときに
「ウエストポーチに財布を入れたつもりがちゃんと入らず、すり抜けて落ちてしまった」
と振り返る。財布はそのまま駐車場に置き去りになったようだ。
女性が「あれ?財布ない」と気付いたのは家に帰ってからのこと。車の中や買い物袋を探したが、なかった。(文:長田コウ)
「カード類その他もそのままで返って来た」
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他に思い当たるのはドラッグストアの駐車場だったため、戻って確認するも見当たず「途方に暮れた」という。「その夜は一睡もできず」と不安だったことを振り返る。夜が明け…。
「翌朝7時にドラッグストアの早出の店員の人が出勤してたので、店に財布が届いてないかと聞いたが届いておらず。その後警察に紛失届提出して、カード会社にも連絡して職場に向かった」
「気もそぞろで仕事」をしていると、午後になって警察からの着信履歴があった。折り返してみると「それらしい財布が交番に届けられてる」と言われたのだ。
「交番に行ったら、夜に駐車場で財布を拾った人が翌日午後にドラッグストアに持って来て、ドラッグストアの人が交番に届けたとのこと」
返ってきてひと安心だが、大事なのは中身だ。
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「現金4万円以上入っていたのもそのまま、カード類その他もそのままで返って来た。謝礼の権利いずれも放棄して。拾ってくれた人、ドラッグストアの人に感謝しかないです」
ハッピーエンドで何よりだ。
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