ラウールがミラノコレデビュー、ロンドン発のブランド「サウル ナッシュ」がショー開催

　Snow Manのラウールが、ミラノファッションウィークにモデルとしてデビューした。公式スケジュールで現地時間6月22日、「サウル ナッシュ（SAUL NASH）」の2026年春夏コレクションショーに出演。ミラノで初めて、日本以外のブランドで初めてランウェイを歩いた。

　デザイナーのサウル・ナッシュは、ガイアナ系英国人としてロンドン北東部に生まれ、幼少期からストリートダンスやバレエに親しみ、「ロンドン・カレッジ・オブ・ファッション（London College of Fashion）」でパターンカッティングを学んだ後、「ロイヤル・カレッジ・オブ・アート（Royal College of Art）」のメンズウェア修士課程を2018年に修了。同年、自身の名を冠したレーベルを立ち上げた。伸縮性の高いテクニカルニットやボンディング素材を用い、体の可動域を最大化する独自のパネル構成で「動くための服」を追求する点が特徴で、ランウェイではモデルではなくダンサーがパフォーマンスを行う発表形式が定番となっている。LVMHプライズのセミファイナリストにノミネートしたほか、ウールマーク・プライズでグランプリ受賞など国際的評価も高い。
　ラウールは、15ルック目に登場。パープルのパンツとベストのセットアップを着こなした。ミラノだけではなく、6月24日から29日まで開催されるパリファッションウィークでもモデルオーディションに参加する。