パーソルキャリア(東京都港区)が運営する転職サービス「doda」は、22〜59歳のビジネスパーソンを対象に基本給の昇給に関する調査を実施した。2024年1月と比較して同年12月の基本給が「上がった」割合は、48.9%であることが分かった。
一方「変わらなかった」は44.9%、「下がった」は4.3%だった。
基本給が上がった人の平均昇給額は1万4701円。男女別に見ると、男性は1万5020円、女性は1万4035円。年代別に見ると、20代は1万5274円、30代は1万4650円、40代1万4778円、50代は1万4354円だった。
昇給額は「1万〜3万円未満」が48.2%と最多で、「1万円未満」(38.9%)、「3万〜5万円未満」(7.5%)が続いた。
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基本給が上がったと回答した人に、その理由を聞いた。最も多かったのは「年定期昇給(年に1〜2回、年齢や勤続年数で上がる)」で61.6%。以下「ベースアップ(社員全体の賃上げ、物価や生活費の上昇に応じた賃金調整)」(48.4%)、「考課昇給(個人の実績や評価が良かった)」(18.1%)、「昇進/昇格(役職が上がった)」(10.4%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は22〜59歳の男女正社員5074人。調査期間は2月12〜18日。
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