
写真 「プラダ(PRADA)」のジャンフランコ・ダッティ(Gianfranco D'Attis)CEOが、6月30日付けで退任すると複数の海外メディアが報じた。後任が決まるまで、プラダ・グループのアンドレア・グエラ(Andrea Guerra)CEOが暫定的に同ブランドCEOを務めるという。
ダッティCEOは、リシュモングループ傘下の時計メゾン 「ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE)」でインターナショナル・マネージング・ディレクターを務めた後、クリスチャン・ディオール アメリカズ(Christian Dior Americas)のCEOを経て、2023年にプラダのCEOに就任。全市場の戦略的開発を担当し、ブランドのグローバル規模での成長を目指していた。
プラダ・グループは今年に入り、「ヴェルサーチェ(VERSACE)」の買収や、イタリアの高級レザーの大手サプライヤー リノ・マストロット(Rino Mastrotto)の発行済株式10%の取得などを発表。今回の人事も、ラグジュアリー市場での競争力を高めるための戦略の一環と見られている。
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