【ロッテ】格闘技好き山本大斗 憧れは同郷レジェンド、目標「30本」豪快2発でオリックス“KO”

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2025年07月05日 23:15  日刊スポーツ

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オリックス対ロッテ 4回表ロッテ無死、山本は左中間に2打席連続本塁打を放つ(撮影・西尾就之)

<オリックス2−8ロッテ>◇5日◇ほっともっと神戸



ロッテ山本大斗外野手(22)がド派手な2発でオリックスを“KO”し、首位から引きずり落とした。


初回2死二塁から左翼スタンド上段に9号の先制2ランを放つと、4回には左中間へ10号ソロ。愛称通り「ダイナマイト」な2打席連続アーチで、育成ドラフト入団選手として史上3人目のシーズン2桁本塁打も達成するなど3安打3打点。リーグ再開後は25打数1安打だったが「気持ちを落とすことなく普段通り今日も入っていきました」と前向きさで乗り越えた。


山本が「大好きです」と公言するのは格闘技。そのきっかけは同じ鳥取県米子市出身の武尊の存在だ。小学生の頃から都内まで観戦に出向くほどの熱狂的なファン。今年1月には井上尚弥の世界スーパーバンタム級4団体統一戦を観戦し、リングで立ち向かう姿に勇気をもらった。「普段は自分がプレーしてファンの方が応援してくれてますけど、逆の立場になって格闘技を見てると感動する」。同時に、自身のホームランと重ね合わせる。「ホームラン打ったらKOしたみたいな感じで、最高ですね」。拳ではなくバットで、“暫定王者”から完全にダウンを奪った。


負ければ自力優勝消滅のピンチを救い、巨人甲斐、西武松原に次ぐ育成出身選手のシーズン2桁本塁打に到達した。それでも「全然気にしてないです」ときっぱり。お立ち台では「30本!」と高らかに宣言してみせた。


「本当は20本って言いたかったんですけど、『ちっちぇな』と思われるの嫌だったんで。30本ってすごいビッグマウス言っちゃったんで、頑張りたいです」


一戦必勝で、チャンピオンベルトを取りに行く覚悟だ。【星夏穂】

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