人気女優・高田里穂が7月7日（月）発売『週刊プレイボーイ29号』の表紙＆巻頭グラビアに登場。
しばらく封印していたグラビアをついに解禁した理由から、女優としての現在地、そして大いなる野望まで。
■たくさんの表情とポージングを見せた
――週プレに登場するのは2年9ヵ月ぶり。久々の撮影に至った経緯をお願いします。
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高田 28歳で写真集を出してグラビアのお仕事を終了したんですよ。ただ取材などでは「30代になったらまたやるかも」って含みは持たせていて（笑）。で、今30歳なので、やろうかなと。
――確かに30代になったらと言っていましたが、こんなに早く実現するとは。
高田 今が一番若いし、もったいぶらずにやるのが私らしいなと思って。それに、30歳って区切りがいいから、記念になりますよね。あと編集の方から、カメラマンに田島一成さんを提案されたのもあります。
――音楽やファッションの分野で活躍されている方。最近、坂本龍一さんの写真集を出されましたね。
高田 ちょうど買おうか迷っていたんです。なので、お名前が出てびっくり（笑）。それにも背中を押されました。
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――今回は台湾ロケ。よくある中華的な雰囲気は狙わず、今人気のお店などで撮影しました。
高田 どこも新鮮で、元気がありましたね。中でも日本の純喫茶をイメージしたカフェは面白かったです。店内には、松田聖子さんや小泉今日子さんらのポスターが所狭しと張ってあって。台湾にいるファンの熱気が伝わってきました。メイド風の衣装を着ましたけど、素で楽しんじゃいましたよ。
――久々の撮影ということで特に意識したことはあります？
高田 なるべくたくさんの表情とポージングを見せようと。お芝居もそうですけど、経験値が上がるとクセって出ちゃうじゃないですか。グラビアも無意識のうちにクセが出るだろうなと思ったんです。今回は久々だけど、やる以上は過去のグラビアを超えたい。頭をフル回転させ、可動域を広げる意識で（笑）、カメラに向かいました。そのあたりもじっくりと見てほしいです。
■リピートの仕事のオファーが最も幸せ
――さて本号発売後、映画『49日の真実』（監督：中前勇児）が公開されます。ある女性の自殺の真相に迫るサスペンス作品。高田さんは女優・サニー役で出演されていますが、なんとまさかの金髪！
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高田 うふふふ。最初、お話をいただいたとき、なぜ私なのかと思いましたよ。だってイメージが違いすぎじゃないですか。でもきっと意味のあることなんだろうなと思いお受けしたら、金髪のせいか、現場で面白キャラみたいになっちゃって！
――確かにすごく目立ちますよね（笑）。
高田 でもおかげで気兼ねなく、派手なキャラを演じられました。NGを連発したけどたばこを吸うシーンも頑張ったし。コメディじゃないけど、変なヤツいるぞって面白がってもらえたらうれしいです。
――それにしてもここ数年、高田さん、大活躍です。出演本数は急増し、演じるのもシリアスな役からコメディ系まで幅広い。昨年はドラマで初の主役を演じました。
高田 私、ここ数年は完全な新規より、リピートのお仕事が圧倒的に多くて。一度お仕事をした方がまた声をかけてくださるんですよね。
――また一緒にやりたいと。
高田 はい。そして、そのオファーが来たとき、女優として一番の幸せを感じます。頑張った自分を認めてもらえたというか、あのとき、自分は間違ってなかったんだと思えるじゃないですか。しかも私を知ってくださっているだけに、今度は新しいことをやろうって。うまくいかず悩んだ時期もあったけど、今の自分は着実に階段を上っていると実感しますね。
――そんな中で大きな転機はありますか？
高田 どのお仕事というよりもおととし、手術したことは大きかったですね。
――手術!! どんな大病に!?
高田 肺気胸になってしまったんですよ。公には言っていませんけど......。そこでいろいろと変わったと思います。
――というと？
高田 自分の体、あと心の両方に向き合い、いたわるようになりました。それまでは忙しくなると自分にむちを打って、無理していたんです。それが手術後は、無理ができなくなっちゃって。それこそ疲れたら、体が動かず20時間くらいベッドにいたりとか。なので決して無理はしない。つらいときは勇気を持って、全力で休むんです。そうして自分をいたわるようになったら、感情も豊かになり、いろいろなことが前向きにとらえられるようになったんですよ。
――仕事にも影響するように？
高田 もちろん。自分を大事にしない人は、誰かを思いやることなんてできないはず。今はお芝居をすることが本当に楽しいです。
■生涯モテモテですと占われました
――ところで一緒にロケに行って改めて思いましたけど、高田さんは本当に占いが好きですよね。ごはんのとき、占いの話を熱くしていたし、撮影の合間にはスタッフを占っていました。
高田 大好きです（笑）。独学ですけど、占星術、タロットや四柱推命などひと通りできます。ドラマの現場でもよく共演の方を占ってあげています。仲良くなれるし、占いの勉強になりますから。
――ロケの後、現地で有名な占い師さんに見てもらってました。あのときは恋愛運を？
高田 はい。生涯モテモテですと占われました。特に今年の下半期は、たくさんの人に告白されるって（笑）。
――ファン的には当たらないことを祈りますよ。高田さんが占う、ご自身の運勢はどうなんですか？
高田 自分で言うのもなんですけど、占星術で見るとめちゃいいんですよね（笑）。今年はチームワークの年。交友関係が広がり、世界も広がる。新しい挑戦もあるみたいで。
――ご自身の実感は？
高田 ありますね。ドラマや映画以外に、最近は海外に行く仕事も増えましたし、世界が広がっている実感もします。あと、来年、再来年は"代表作"と巡り合うらしいです。
――自分的な目標はどこに？
高田 今、年間10作以上の作品に出演させていただいていますけど、ゴールデンタイムでメインを張ったり、大きな企業のCMに出るなどはまだ果たしていないので思い切って狙いたいです。もちろんそのためにも自分を磨いてより魅力的な人にならないとですけどね。
――ズバリ自信は？
高田 あります（きっぱり）。何より久々に週プレさんに出させていただいて、前回より確実に成長した実感がありますから。これからもまだまだ成長していけるはずだと思います。
■高田里穂（Riho TAKADA）
1994年8月16日生まれ 福岡県出身 身長167�僉�
○出演映画『49日の真実』（監督：中前勇児）が7月18日（金）から全国ロードショー公開。あたらよの新曲MV『忘愛』に出演中。地元・福岡県久留米市のくるめふるさと大使としても活動している。
公式Instagram【@riho__takada】
公式X【@RihoTakada】
取材・文／大野智己 撮影／田島一成
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