ホールツアー『KENTO NAKAJIMA 1st Tour 2025 “N/bias”巡』最終公演を開催した中島健人 撮影:田中聖太郎 歌手で俳優の中島健人が17日、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で単独ホールツアー『KENTO NAKAJIMA 1st Tour 2025 “N/bias”巡』最終公演を行った。ライブ総動員数は全7都市で12公演合計3万人動員。昼公演のMCでは初の海外公演となる『KENTO NAKAJIMA 1st Live 2025 in TAIPEI “N / bias” 凱』の開催を発表した。
【写真】まるで魔法のような美しい中島健人のライブ 昨年12月25日に1stアルバム『N/bias』でソロデビューし、5月には1stシングル「MONTAGE」をリリースしたばかりの中島による同ツアーは、1月に開催されたソロライブに引き続き、アルバム『N/bias』の楽曲を日本全国を巡って届けるというテーマで実施。最新曲「MONTAGE」からグループ時代の人気曲まで、アイドル・アーティスト全方向から“中島健人”の世界観を味わえるような構成となっており、アンコール含め16曲2時間のめくるめく時間を展開した。
中島のアイドル性を体現したかのようなネオン輝くカラフルなステージセットや、客席に降りてより近い距離での歌唱などホールならではの演出も。さわやかな風のように客席、そしてステージを駆け抜ける中島の姿に、ファンであるU:nityはくぎづけに。有明アリーナ公演でのソロライブでは、冒頭に放露した「ピカレスク」を本編最終にてパフォーマンスするなど、ガラッとイメージの変わるセットリスト展開にも歓声があがった。
またMCでは「数ある夢のいちページをみせちゃおうかな」と、ソロ初の海外公演『KENTO NAKAJIMA 1st Live 2025 in TAIPEI “N / bias” 凱』を9月14日に台北・Zepp New Taipeiで開催することを発表。全国ツアーに引き続き「N/bias」のタイトルを背負ったライブとなり、現地での公演に加え、ファンクラブ限定ライブ配信も予定している。
台北はドラマファンミーティングや映画の仕事以来3度目となるが、中島は「俺は今のU:nityとの空間、時間を世界中に自慢したいのよ。だからちょっと一回台北にもありがとう、って言ってくるから。レベルアップして帰ってくるので待っててください」と呼びかけつつ「もし台北で会える方がいましたらその方はエンジョイしてください」とメッセージを送った。
アンコールでは、中島の呼びかけで、実は2階席から親友のSnow Man・岩本照が見守っていたことが明らかになるとほっこり&大歓声。さらに、割れんばかりの「健人コール」のなか再々登場したWアンコールでは、最新シングルより全力アイドルソング「JUST KENTY★」を初披露した。
自身が作詞を務め、「KENTY」という自身の名前を入れこんだキャッチーな歌詞の中に、“アイドルにとっては、自分を応援してくれるあなたが一番輝く存在になっている”というメッセージを込めている。星を大きく描く振り付けが印象的で、中島は「覚悟を決めたよ、俺はみんなの一番星になる」と決意表明し、U:nityを大きく沸かせていた。
■中島健人コメント
――ツアーファイナルを迎えた感想
このツアーは応援してくださる全国のU:nityの皆さまとの絆をさらに深められた時間だと感じてます。1曲ごとに巻き起こる熱狂的な歓声は、僕の強い自信につながりましたし、皆さまのおかげでステージに立つことが本当に楽しく、1人のアイドルとして輝く瞬間をたくさん作れたと思ってます。
日本一楽しいLIVEをしている自信があります。
ご来場いただいた皆さまありがとうございました!
――ツアーの中で印象的だったこと
とにかく曲ごとの歓声がすごく、いやすごすぎて僕のファンの方の勢いと力強さにびっくりしています。冒頭3曲からファンの皆さまの歓声が大きかったので、皆さまがLIVE空間を作り上げてくれたとも感じます。
さらには一緒にステージを盛り上げてくれているパフォーマーの皆さまへの声もすごく、全ての部分において愛には愛で全力で返してもらえるLIVEだと実感しました。
そして宮城では、皆さまが僕のソロデビュー曲「ピカレスク」を歌ってくれたことが本当に印象的で、歌でつながれる美しさを感じました。
――台北公演への意気込み
ドラマ『リビングの松永さん』のファンミーティングの時に、台北で多くの方に応援してもらえてると感じたので、その時の思返しを歌と音楽を通してステージの上からさせていただきたいと思います。初の海外公演ということで、セットリストもスペシャルverに変わります。台北でしか見られない演出になりますのでぜひご期待ください。
小籠包と炒飯も楽しみです。