限定公開( 14 )
俳優阿部寛(61)が15日、主演映画「俺ではない炎上」(山田篤宏監督、26日公開)炎上体験イベントを東京・日大芸術学部江古田キャンパスで行い、映画学科で学ぶ約200人の学生と交流した。
SNSとの付き合い方について、「あまりやらない」「見ない」としながらも、「20年くらい前、ドラマに入った時に『2ちゃんねる』は見るようにしていました」と明かした。
「あえて批判を見るんですよ。なるほど、こういうふうにとらえるんだなと。それが結構的確だったりする」と苦笑いし、「自分に対して誰も遠慮して言わないじゃないですか。あまりひどいのは見ないけど、的確だなこいつ、と思った時はそれを生かすようにしていた」と語った。
映画、ドラマなど映像業界を目指す学生たちとの質問コーナーでは、「俺も『無理だ無理だ』とずっと思ってきた人生なんですよね。面接受けると絶対落ちる。モジモジしちゃったりして。ほとんどのオーディションに落ちる」と語り、「でも今、やってますから」と笑顔。「自信がないというのは、人から見たら逆に個性だったりする。そういうところを見ている人もいると思ってほしい」とアドバイスを送った。
作品は、浅倉秋成氏の同名小説を映画化。阿部は、ある日突然SNSで殺人事件の犯人に仕立て上げられ、決死の逃亡をはかる男を演じている。
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ほかに、藤原大祐、浜野謙太、筒井竜平プロデューサーも登壇した。
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