令和ロマンくるま、映画初出演でアドリブまで魅せた…主演の杉咲花も「すてき」大絶賛

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2025年09月15日 17:27  日刊スポーツ

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映画「ミーツ・ザ・ワールド」完成披露上映会に登壇した、くるま(撮影・村上幸将)

令和ロマンくるま(31)が15日、東京・イイノホールで行われた主演映画「ミーツ・ザ・ワールド」(松居大悟監督、10月24日公開)完成披露上映会に登壇。映画初出演ながら、アドリブをも交えた芝居を披露し、主演の杉咲花(27)から「本当に、すてき。くるまさんの思考から生まれた言葉のように、全てのせりふが聞こえてきた」と絶賛された。


「ミーツ・ザ・ワールド」は、芥川賞作家・金原ひとみ氏による第35回柴田錬三郎賞を受賞した同名小説が原作。歌舞伎町を舞台に、擬人化焼き肉漫画「ミート・イズ・マイン」に全力で愛を注ぎながらも、自分を好きになれない、自己肯定感が低い三ツ橋由嘉里を演じた。腐女子仲間が次々に結婚していく中、将来に不安を覚えて婚活するが惨敗する役どころだ。くるまは、由嘉里が合コンで出会う男・奥山譲を演じた。


くるまは、映画では初の舞台あいさつの緊張からか、冒頭は声が小さすぎた。「初めての完成披露試写会なので(声を)抑え過ぎました。初めての映画の出演になり、温かく迎えていただき、この日を迎えました」と感謝。初めて挑んだ映画の撮影については「何か、人が多いなと思いましたね。バラエティーや、お笑いはカメラの横に1人しかいない。映画は、たくさん人がいて(カメラに)映らないようにしていた。すごい新鮮で、温かい現場」と語った。


一方で、歌舞伎町のNo.1ホスト・アサヒ役でホスト&既婚者役を初めて演じた、板垣李光人(23)と、この日舞台あいさつの衣装が、レザーで丸かぶりになってしまったことには自らダメ出し。「なぜ、板垣さんとレザー、かぶったんだろう。確認不足…絶望でした。何で、こんなイケメンとかぶったんだろう」とボヤいた。


ただ、初挑戦ながら演技力は確かなようだ。先輩のニューヨーク屋敷裕政(39)が松居大悟監督(39)の22年「ちょっと思い出しただけ」に出演したのを見ており、くるまは衣装合わせの際、同監督に開口一番「あの、やり口ですよね。そのまましゃべればいんですよね? 僕」と言ったことを明かした。同監督からは「『セリフが丁寧になると、芸人が芝居している風になるのは嫌なので、ちょっと崩してもいいですか?』と作戦会議をした。台本にないところも話した」と、アドリブまで披露したと明かされた。くるまは「『ある程度、喋り続けてください。セリフが途切れたら、何か言ってください』とも言われた。適当に話すのが、ご覧の通り、特異なので」と、まんざらでもなさそうだった。


この日は南琴奈(19)渋川清彦(51)筒井真理子(64)も登壇。

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