
【動画】久石譲が初のハリウッド作品で手掛けた楽曲解禁!『ビューティフル・ジャーニー』日本版予告
豪華キャストで贈る本作は、大切な人と観たくなるファンタジック・ヒューマンドラマ。監督は、『アフター・ヤン』のコゴナダが務める。
友人の結婚式で出会ったデヴィッド(コリン・ファレル)とサラ(マーゴット・ロビー)。ふたりがレンタカーのカーナビに導かれてたどり着いたのは、奇妙なドア。通り抜けると<人生で一番やり直したい日>へタイムスリップしていた。
ドアはデヴィッドが淡い初恋を経験した高校時代や、サラの母親が最期を迎えた場所など彼らの過去に繋がっており、ふたりは人生のターニングポイントとなった出来事をもう一度やり直すことで、自分自身、そして大切な人たちと向き合っていく。【最悪な思い出】から【最高の愛】を見つけるための、ふたりの時空旅行がはじまる──。
音楽を手掛けたのは、日本が誇る作曲家・久石譲。コゴナダ監督はスタジオジブリの大ファンで、本作でも宮崎駿監督作品から大きなインスパイアを受けているという。その強い思いから、宮崎監督作品の映画音楽を手掛けてきた久石へ本作の音楽を熱烈オファーし、今回のコラボレーションが実現した。久石がハリウッド映画のサウンドトラックを担当するのは彼の輝かしいキャリアの中でも初めてのことであり、日本とも縁深い作品となっている。
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ポスターは、晴天にも関わらずカラフルな傘を差すふたりの間に、本作の象徴である<過去に戻れるドア>が出現した、幻想的で爽やかな配色が印象的なデザイン。周りにはドアや灯台、花々が魚眼レンズで覗いたかのごとく円形に連なっており、これから始まる輝かしい“時空の旅”を表現している。
さらに今回、久石譲からのコメントが到着。ハリウッド初進出という大きな節目となった本作の音楽について「全てが新鮮で、どのように曲を作っていったら良いかをたくさん考えました」と振り返り、「トラウマを持っている男女が過去と向き合いながら心を通わせていくというストーリーの、ハートウォーミングなところを感じていただけるよう心がけました」とコメント。
かねてより久石の大ファンであるコゴナダ監督については、「彼は本当に素晴らしいです。コゴナダ監督はまるで絵画のように綺麗な映画を撮られる方なので、その映像とマッチングするようにしっかり書こうと思いました」と語り、「ハリウッド映画ということでポップスミュージックも多く使われている分、僕は自分のスタイルの曲だけを書くことができた」「自分なりにとても満足のいく仕事ができたと感じています」と自信をのぞかせた。
久石は、先月に米ニューヨークで開催された本作のプレミアイベントにも登壇。現地では主演のコリン&マーゴットとの3ショットや、久石が音楽を手掛けたスタジオジブリの大ヒット映画『ハウルの動く城』にちなんだTシャツを着用したコゴナダ監督との2ショットを披露。彼らと和やかに会話する場面も見受けられた。
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映画『ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行』は12月19日より全国公開。