17日は全国で強風や突風注意 18日〜19日は寒さ厳しく山は積雪 今日中に対策を

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2025年11月16日 07:04  日本気象協会

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明日17日(月)は前線の通過に伴い日本海側を中心に雨や風が強まるでしょう。急な強い雨や落雷、突風に注意が必要です。18日(火)から19日(水)は今季これまでで一番強い寒気が流れ込み、全国的に冬の厳しい寒さとなります。北陸から山陰でも山沿いを中心に雪の積もる所があり、峠越えの車は雪の装備が必須です。今日16日(日)のうちに寒さや雪への備えを行いましょう。

17日(月)〜19日(水) 北だけでなく西も山は雪に 一気に冬の寒さへ

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週明けは全国的に荒れた天気となりそうです。

明日17日(月)は低気圧が急速に発達しながら北海道の北へ進み、低気圧から延びる寒冷前線が日本列島を通過します。
北海道は激しい雨や雷雨の所があり、午後は次第に雪に変わるでしょう。東北も日本海側を中心に雨や雷雨で、北陸は昼頃から雨が降りそうです。落雷や竜巻などの激しい突風にご注意ください。近畿北部や山陰も雨の降る所があるでしょう。

前線の通過後は次第に冬型の気圧配置となり、各地とも北西の風が強まります。19日(水)にかけて今季これまでで一番強い寒気が流れ込むでしょう。寒気のピークは18日(火)夜で、場所によっては真冬並みです。
このため18日(火)は東北や北陸から山陰にかけても山沿いを中心に雪に変わり、積もる所があるでしょう。関東北部や岐阜県の山地でも雪になりそうです。19日(水)は次第に晴れる所が多いですが、朝にかけては積雪や路面の凍結による交通障害に注意が必要です。峠越えの車は今日のうちに雪の装備を万全にしておきましょう。
また、18日(火)から19日(水)にかけては全国的に12月並みの寒さが予想されます。特に18日(火)は冷たい季節風が吹きつけ、体感温度はさらに下がるでしょう。19日(水)は朝の冷え込みが強まります。東京は6℃、名古屋は5℃まで下がるなど、これまでで一番低くなりそうです。関東から九州でもダウンコートやマフラー、手袋など、冬物衣類を用意しておくとよいでしょう。

シーズン最初の雪 慣れていても注意

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冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると、雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。

(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。

20日(木)〜23日(日) 次第に寒さ和らぐ

20日(木)も朝はかなり冷え込みそうです。通勤通学時は暖かい服装・アイテムをご用意ください。日中は太平洋側を中心に晴れますが、空気はまだ冷たさが残るでしょう。21日(金)以降は日に日に気温が上がり、来週末は日なたでは比較的過ごしやすくなりそうです。

なお、20日(木)から21日(金)頃は気圧の谷の通過に伴い北陸など日本海側を中心に雨の降る所があるでしょう。

24日(月)〜29日(土) 晴れる日が多い 関東〜九州も紅葉の色づき進む

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24日(月・振替休日)から29日(土)にかけては、北海道から東北の日本海側で雨や曇りの日が続くものの、太平洋側を中心に晴れる所が多いでしょう。最低気温、最高気温ともに平年並みかやや高く、関東から九州でも朝は10℃を下回る日が続きます。市街地でも紅葉の色づきが進みそうです。

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