
着物をもっとオシャレに着る方法が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で8万回以上再生され、1200件を超える“高評価”が寄せられています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「すなおの着物チャンネル/Kimono-Sunao」で着物の着付けテクニックやノウハウを発信している一級着付け技能士のすなおさん。以前は、旅館浴衣のキレイな着方を紹介して話題となりました。
今回の動画は、帯揚げ・帯締めのコーディネート法。いつも同じ小物を選んでいる人、帯揚げ・帯締めに毎回悩んでいる人、着物をもっとオシャレに着たい人に見てほしいと話します。
最初のサンプルは、茶系の着物と帯の渋い組み合わせです。着物も帯も粋なので、どんな小物を合わせてもかっこよくなることには間違いないのですが、どうしても「おばあちゃんぽくなりがち……」という相談がくるとのこと。地味になってしまったり、落ち着きすぎたりするということです。
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そんなときにおすすめしたい帯揚げ・帯締めの色は「檸檬(レモン)色」。先ほどの着物と帯に檸檬色を合わせた途端、全体的に明るい雰囲気に変わります。ほんの数センチのことなのに全体のイメージが大きく変わるのが、帯揚げ・帯締めの威力。檸檬色は悪目立ちせず、かわいくなりすぎないのでポイントが高く、落ち着いて見えがちだった着物や帯が一瞬でさわやかにイメチェンできるといいます。
檸檬色の帯揚げ・帯締めは、柄がたっぷり入った着物や華やかな柄の帯、色無地にも。帯揚げは顔に近い場所に付けるのでレフ板効果があり、お肌をきれいに見せてくれるといいます。
次のサンプルはピンク系の着物とクリーム系の帯の組み合わせ。もちろん檸檬色も合うのですが、もう少し柔らかく変化をつけたいときは何色を合わせたらいいのでしょうか?
すなおさんのおすすめカラーは「杏子(あんず)色」。杏子色は派手過ぎず、退屈にならない、名脇役の色とのこと。どんな色の着物や帯にも合わせやすい色で、白い帯やこげ茶色の帯、黒に合わせても優しく都会的に調和してくれるといいます。
続いて、タンスの奥に眠っていたという黒系の木綿着物に杏子色の帯揚げ・帯締めを合わせてみます。動画では檸檬色の組み合わせも紹介しており、ほんの少しの分量なのに、印象が変わってくることがよく分かります。
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他にもさまざまな着物や帯に檸檬色・杏子色の帯揚げ・帯締めを合わせた様子を紹介しています。こちらもほんの少しの違いなのに雰囲気が大きく違って見え、友人と会うならこっち、クールに見せたい場合はこっち……などと、考えただけでテンションが上がります。
すなおさんが檸檬色・杏子色がいいと思ったのは、生徒さんとのやりとりがきっかけとのこと。「この方にきれいな檸檬色が入ったら、レフ板効果でもっときれいになるだろう」「ここに杏子色が入っているから、同じ帯揚げ・帯締めをしたら絶対すてきだな」と思っても、使いたい色がないことが何度もあったそうです。
そこですなおさんは、檸檬色・杏子色の帯揚げ・帯締めを作ってしまったのだそうです。2000色以上ある色糸の中から厳選して特注した色で、1枚に2色ぼかしにしてもらったそうです。この帯揚げ・帯締めがあれば、ほっこりカジュアルコーデにも、よそゆきシンプルコーデにも、大事なフォーマルコーデにも対応できるとのこと。動画の後半では、2色ぼかしの攻略方法として帯揚げの結び方を丁寧に解説しています。
今回の動画を見て、帯揚げ・帯締めの効果を再認識した方も多そうですね。コメント欄には「とても勉強になりました!」「いやぁ、ホンマやねぇ。なんと、渋い着物の柄がハッキリしてきて……不思議やわぁ!」「レモン色が歩くレフ板って知りませんでした。杏子色も可愛らしくて色のマジックと帯揚げの結び方、丁寧に教えてくださってありがとうございます」「レモン色は今まで嫌厭していましたが、地味なお着物に合わせてみたら、驚きました。とても華やかに。ありがとうございました」といった声が寄せられています。
すなおさんは、YouTubeチャンネル「すなおの着物チャンネル/Kimono-Sunao」の他、Instagram(@kimonosunao)でも着物をテーマにした動画や写真を投稿しています。また、「きものすなおショップ」では、帯揚げ・帯締めのセットや小物などを販売中です。
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動画提供:YouTubeチャンネル「すなおの着物チャンネル/Kimono-Sunao」さん
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