
中咽頭がんを公表したNHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」9代目うたのお兄さんとして知られる杉田あきひろ(60)が13日、Xを更新。10年前の2016年4月13日、東京都内で警視庁に、覚醒剤取締法違反の現行犯で逮捕されたことについてつづった。
杉田は2016年6月に東京地裁で開かれた初公判で覚醒剤使用を認めた。検察の懲役1年6月の求刑に対して同年6月、懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決が言い渡された。
杉田は「2016年4月13日、僕は逮捕され東京の湾岸警察署に勾留されました。あれから10年が経ちました」と前置きした上で「この10年いろんな事がありました」と書き出した。
「信頼も仕事も全てを失って長野ダルクにお世話になりつつ、もがき苦しんだ3年間。そこで背中を押していただいて再開できた歌手活動。今の自助グループの仲間との出逢い。福祉の世界との出逢い。中咽頭癌などの病魔との闘い。まだまだ数えきれない」と記述。
続けて「でも本当に多くのみなさんが支えてくださり、励ましてくださり、いま僕はそれを乗り越え地に足をつけ胸を張って生きる事ができています。そして10年もクリーンな日々を過ごせている!」とつづった。
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「ゼロではなくマイナスからの再出発でしたが、予想もしなかった新しい未来が待っていました。そしてこの先もっともっと闘い続けたいと考えている自分がいます。10年前の僕には想像も出来なかった、人間らしい生き方です」とした上で「『一度過ちを犯した人間でも再び社会の有用な一員となれる』」と思いを込めた。
「長野ダルクで学んだこの言葉が嘘でない事を、僕はこれからも自助グループの大切な仲間と一緒に身をもって実践していきたいと思います。もちろんまだまだ僕は依存症からの回復途上の人間です。でも苦しい時、孤独を感じて揺れてしまう時、仲間の顔や頑張りが目に浮かんで思い留まる事ができています。仲間の力と存在に心から感謝です!」と言葉に力を込めた。
最後「そしてこんな僕の生き方が、いま苦しんでいる人の小さな希望になれたら本当に嬉しいです。まだまだ僕は歌い続けます! それでも初心を忘れず…『今日一日』です。 2026年4月13日 杉田あきひろ」と締めくくった。
杉田は4月「実は僕、一年間お世話になった【神戸市立障害者支援センターあづま】さんを2月いっぱいで退職させていただきました。そして3月から神戸市の就労支援B型事業所の所属となり、先週から働き始めています」と報告。「今回の転職は僕がサービス管理責任者の資格を2月に所得し、将来を見据えてのものです」と説明。
杉田は99年から03年まで「おかあさん−」で「あきひろお兄さん」として人気を集めた。
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