アイヌ遺骨、北海道に到着=英国から返還の7体

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2026年05月08日 14:31  時事通信社

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時事通信社

英国自然史博物館から返還され、北海道アイヌ協会の大川勝理事長(手前)らが新千歳空港に持ち帰ったアイヌ民族の遺骨=8日午前、北海道千歳市
 英国自然史博物館から返還されたアイヌ民族の遺骨7体が8日、新千歳空港に到着した。現地で遺骨を受け取った北海道アイヌ協会の大川勝理事長は同空港で取材に応じ、「北海道に連れて帰ることができ、本当に涙が込み上げるような思いだ」と語った。

 アイヌ民族の遺骨は、研究などの目的で海外に持ち出されてきた。今回返還された遺骨は、1865年に現在の八雲町と森町で発掘された4体、千島列島などで発掘された3体の計7体で、博物館に160年所蔵されていたものもある。外交ルートを通じた遺骨の返還は、2017年にドイツから行われて以降4例目。

 返還された遺骨は、国のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」(白老町)の慰霊施設に安置される。今後、出土地域のアイヌ団体が申請すれば、国の審査などを経て、故郷で慰霊することができる。 

英国自然史博物館から返還されたアイヌ民族の遺骨を持ち帰り、取材に応じる北海道アイヌ協会の大川勝理事長(左)ら=8日午前、北海道・新千歳空港
英国自然史博物館から返還されたアイヌ民族の遺骨を持ち帰り、取材に応じる北海道アイヌ協会の大川勝理事長(左)ら=8日午前、北海道・新千歳空港


返還された遺骨を国のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の墓所に納め、慰霊の儀式を行う北海道アイヌ協会の大川勝理事長(左から2人目)ら=8日午後、北海道白老町
返還された遺骨を国のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の墓所に納め、慰霊の儀式を行う北海道アイヌ協会の大川勝理事長(左から2人目)ら=8日午後、北海道白老町
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