参院決算委員会で答弁する高市早苗首相=11日午前、国会内 参院決算委員会は11日、高市早苗首相と全閣僚が出席し、2024年度決算に関する質疑を行った。首相はイラン情勢悪化を受けたエネルギーなどの節約の呼び掛けについて「あらゆる可能性を排除せず、臨機応変に対応する」と述べた。一方で「産業、経済も回していかなければならない。現時点で踏み込んだ節約をお願いする段階にない」とも語った。立憲民主党の森裕子氏への答弁。
首相はペルシャ湾内にとどまる日本関係船舶への対応について「(他国船舶を含む)全ての船舶の一日も早いホルムズ海峡通過を実現するため、あらゆる外交努力および調整を積極的に続ける」と強調した。自民党の中西祐介氏への答弁。
首相は憲法改正による参院選挙区の合区解消の必要性を中西氏から問われ、「地方の声をいかに国政に反映するかは民主主義に関わる重要な課題だ」と指摘。「具体的に考えを述べることは差し控えなければならない」としつつも、「憲法審査会で党派を超えた建設的な議論が加速することを期待する」と語った。

参院決算委員会で質問する自民党の中西祐介氏=11日午前、国会内