デミアン(撮影:竹之内元) 前週からJRAの2歳戦が始まり、東京の開幕週は当欄で取り上げたフィリオソラーレ、ジョドレルバンクが順当に勝ち上がった。今週は土日で計4鞍のメイクデビューが組まれている。昨年の2週目にはドリームコア、サンアントワーヌ、リアライズシリウスが初陣を飾っており、どの馬が勝ち上がるのか注目だ。
【6月13日(土) 東京芝1600m・牝馬】
◆シャンデヴァーグ(牝、父ロードカナロア、母プールヴィル、美浦・森一誠厩舎)
母は桜花賞トライアルのフィリーズレビューを勝っている。「小柄なわりにフットワークが大きいし、バネがすごい。牝馬にしては扱いやすいタイプ。走りも軽いし、切れそうなイメージです」と森一誠調教師。鞍上は津村明秀騎手が予定されている。
◆ユタライト(牝、父ロードカナロア、母ユナカイト、美浦・宮田敬介厩舎)
母は芝1600mで2勝。伯母にGI・9勝のアーモンドアイがいる。「もう少し気持ちの面で前向きさが欲しいけど、いいバネがある。重心が低く、体形的にも距離はマイルぐらいが良さそうです」と宮田敬介調教師。鞍上はC.ルメール騎手が予定されている。
【6月13日(土) 東京芝1400m】
◆エコロナイン(牡、父St Mark's Basilica、母ソヴィエトキャッチ、美浦・加藤征弘厩舎)
2024年のノーザンファームミックスセールに上場され、取引価格は8800万円。母はアルゼンチンのG1・エストレジャス大賞ディスタフ(ダート2000m)を勝っている。
「いいスピードがありそう。しっかりと乗り込んでいるし、初戦から動けると思います」と加藤征弘調教師。鞍上はC.ルメール騎手が予定されている。
◆デミアン(牡、父Flightline、母Mira Alta、美浦・斎藤誠厩舎)
2025年のキーンランドセプテンバーセールに上場され、落札額は170万ドル。父は2022年のBCクラシックなど米G1・4勝を含む6戦6勝の成績を残し、同国の年度代表馬に輝いた。伯父に米G1馬(ブリーダーズフューチュリティ)のGreat Hunterがいる。
「体を使って走るし、いいスピードがありそう。コロンとした体形で、いい筋肉をしている。血統的にはダート向きだけど、走りに柔らかみがあるし、芝でも走れそうです」と斎藤誠調教師。鞍上はD.レーン騎手が予定されている。
【6月14日(日) 東京ダート1400m】
◆スターフラッシュ(牡、父Yaupon、母Shanghai Starlet、美浦・木村哲也厩舎)
2025年のキーンランドセプテンバーセールに上場され、落札額は40万ドル。近親に米G1馬(ドンH)のBrass Hatがいる。「フットワークが大きいし、走ることに真面目。血統背景的にもダートはいいと思います」と太田助手。鞍上は津村明秀騎手が予定されている。
(取材・文:竹之内元)