
NHK井上樹彦会長(68)が17日、都内の同局で行われた定例会見に出席した。会見冒頭で自ら話したのは、サッカー・ワールドカップ(W杯)北中米大会について。15日にNHK総合で生中継した1次リーグ日本−オランダ戦で、解説した本田圭佑(40)との名コンビが、SNSなどで話題沸騰中の実況担当、小宮山晃義アナウンサー(42)を絶賛した。
冒頭から本田を称賛すると、話題は徐々に小宮山アナウンサーに移行。「解説と実況が一体となっていました。本田さんから矢継ぎ早に問い掛けられる問いにも即座に応じて、試合の流れを損なうことなく、必要な情報を届けたと(思います)。その対応力は、長年にわたって培ってきた知識、判断力の結晶ではないか。視聴のおもしろさを大きく高めたという評価も、非常に多く寄せられております」と、こちらも称賛した。
さらに井上会長は、もともとは政治分野で記者をしていたとあって“記者魂”がうずいたのか、小宮山アナウンサーに“取材”していたことを明かした。「実は昨日(16日)、現地にいた小宮山アナウンサーと話をしました。小宮山アナウンサーは『本田さんのコメントが全て、日本代表に対する愛の上に成り立っている。実況者として、本田さんの思いがそのまま伝わるような意識で進めた』という話をしていました」。ただ、これはまだ“取材”の序盤だったようで、井上会長の“取材”内容は、さらに中身が濃くなっていった。
「小宮山アナウンサーは『本田さんは、試合のポイントを読み取る勝負勘、直感が非常にすぐれている』という話をしていました。私も『なるほど』と思うことが、小宮山さんの話ではありました。(例えば)『突拍子もないことを言っているようで、実は常に、本田さんはゲームに集中していた。フィールドの上から意識が外れることがないんです。これは実況者としては、極めてやりやすかった』と言っていました」といった、会話の中身を明かした。
さらに「常にゲームのリズムに乗りながらコメントされるので、それに乗っていけばよかった」「実況者として安心感があった」「試合中にどの選手を見ればいいか『この選手を見ればいい』『ここを見ればおもしろい』という、視点の誘導をしてくださっている」と、電話で話した中で、直接、小宮山アナから聞いた言葉を再現する格好で明かしていた。井上会長は「今回の初戦の本田さんの解説と、小宮山さんの実況は、本当に私も素晴らしいと思いました」と、初タッグとは思えない2人のコンビネーションを絶賛。個々に対して高い評価を与えただけではなく、相乗効果でプラスアルファのおもしろさを提供する中継になったと、最上級の評価をしていた。
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