【2007年10大ニュース】 合い言葉はビクトリー! 列島に「ビリー」ブーム

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2007年12月25日 13:00  mixiニュース

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2007年 10大ニュース

エンタメ編

 「最強の51歳」こと、ビリー・ブランクス氏が考案した短期集中型エクササイズ「ビリーズ・ブートキャンプ」が、日本全国にエクササイズ旋風を巻き起こした。日本唯一の正規販売店「ショップジャパン」の企画・製作を行うオークローンマーケティング社の発表によると、2006年7月より販売を開始した同製品は、2007年8月7日には100万セットを、9月30日には150万セットを突破。急激な売り上げの増加は、6月のビリー氏来日により、ブームに拍車がかかった結果と言えよう。また、通信販売の大手「楽天市場」の2007年年間ランキングでは、堂々の1位に輝いている。

  「ビリーズ・ブートキャンプ」は、アメリカ軍隊式トレーニング「ブートキャンプ」をベースに考案されたエクササイズ・プログラムだ。これを含め、ビリー氏考案のトレーニングビデオは、全世界で1千万本以上を売り上げている。

 ハードな内容だが、それが「ラクして痩せる」路線に満足しなかったユーザー層の支持を集めた。7日間で基礎体力の育成を目差すという短期集中型の手軽さもウリの1つだが、普段あまり運動をしていない人にとっては過酷な内容で、1日で挫折する人も。しかし、正しく行えば効果を実感できるため、7日間のトレーニングを終了した後も続ける人も多いという。芸能人にも愛用者が多く、米倉涼子や安室奈美恵、中島美嘉らが「入隊」報告を行っている。ASEAN地域フォーラム恒例の夕食会で、ちょんまげ姿の麻生太郎議員が、日本代表として「タローズ・ブートキャンプ」を熱演。拍手喝采を浴びたというワールドワード(?)な出来事もあった。

 ビリー氏の、時には励まし、時には檄を飛ばし、時には褒めちぎる「アメとムチ」、「サーコゥ! サーコゥ!(circle)」「ワンモアセッ!!(one more set)」など、プログラム内での言動もヒットの要因だ。人気の高まりを受け、6月20日に緊急来日を果たすが、その様子は約80ものテレビ番組で放映されるという注目度。約1週間で、フジテレビ系番組「SMAP×SMAP」やTBS系番組「明石家さんちゃんねる」「学校へ行こう」など、バラエティを中心にテレビ出演20番組、ラジオ1番組、5誌の雑誌取材を受けたという。分刻みのスケジュールをこなした後、東京ドームシティで400人とエクササイズセッションを行い、9月の再来日の際は、ビリー氏自身が直接指導を行う「日本ツアー」も行われた。

 なお、2007年末にビリー氏から「新たな指令」が届く予定だ。相撲の大ファンというビリー氏が「新プログラムに相撲の動きを取り入れたい」と話していたが、今回の「指令」には取り入れられているのだろうか。(編集/執筆:mixiニューススタッフ)

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