【2007年10大ニュース】 不機嫌な沢尻エリカ、波紋を呼んだ「別に」発言

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2007年12月25日 13:00  mixiニュース

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2007年 10大ニュース

エンタメ編

 洗練されたルックスと抜群の演技力で、映画にドラマに欠かせないポジションを手に入れた沢尻エリカ。すでに4本の映画で主演を務めており、2007年9月に公開された「クローズド・ノート」を合わると5作目になる。若手女優の中では頭一つも二つも飛びぬけており、一流女優の存在感すら漂う存在だ。

 7月には「ERIKA」名義で「謎の歌手デビュー」を果たし、ファーストシングル「FREE」がオリコン初登場1位を獲得。以前にもTBS系ドラマ「タイヨウのうた」の役名「Kaoru Amane」名義でリリースしたシングルが1位を獲得している。これをデビュー作と数えると、女性アーティストのデビューから2作連続1位は、当時トップアイドルであった薬師丸ひろ子が1983年に達成して以来、実に24年ぶりの快挙だ。

 9月には、22歳年上の高城剛氏との交際を報じられる。数日後には主演映画「クローズド・ノート」も封切られるタイミングの報道に、公私ともども好調であることを伺わせていた。しかし、この映画の初日舞台挨拶で「別に」事件が起こってしまうのだ。

「一言ご挨拶をお願いします。」 「皆さん今日はどうもありがとうございました。」 「一番思い入れのあるシーンはどこでしょうか。」 「特にないです。」 「(撮影現場に)クッキーを焼いてきてくれたと聞いたんですけれども、」 「別に。」  口を開いたのはたったの3回。無表情で素っ気ない受け答えに対し精一杯フォローする司会を、ギロリと睨みつける場面もあった。その後行われたメディア用撮影会でも、満面の笑みを浮かべるほかの出演者とは対照的に、腕組みポーズでニコリともせず、そのまま舞台挨拶は幕を閉じてしまう。メディアは映画や会見の内容以上にこの「態度」を大きく取り上げ、大問題へと発展して行くのだった。

 以前にも行きすぎた「エリカ様」ぶりが問題になったことがある。日本テレビ系「ラジかるッ」のインタビューコーナーでの出来事だ。腕組みをした登場場面から違和感が漂っていたが、特に「沢尻会」の存在を問われた瞬間は、長い髪をかき上げ、大きな目をさらに見開いて「メディアが勝手に言ってることなんで。」とバッサリ。司会の中山秀征らのフォローがなければ、視聴者は凍り付いていただろう。

 「別に」騒動の後、沢尻側は謝罪文を公式サイトに掲載。さらにテレビ朝日系「スーパーモーニング」でインタビューに応じ、涙ながらに謝罪しているが、「不機嫌」の理由については謎のままだ。100本超の取材で同じような質問に答えて来たから、「恋人報道」で注意を受けたから、衣装が気に入らなかったから、他の出演者との不仲など、様々な憶測が飛び交うものの、真相は明らかにされていない。

 その後の沢尻エリカといえば、レッド・ツェッペリンのライブから「恋人」と一緒に堂々と帰国するなど、めげることなくマイペースぶりを貫いている。「激動」の2007年を締めくくる12月には、自身が運転する車でバイクと接触事故を起こすなど、最後の最後まで波乱の流れは変わらぬまま。年を越して心機一転、2008年は「本業」での名誉挽回となるだろうか。(編集/執筆:mixiニューススタッフ)

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