<カーリング日本選手権:ロコ・ソラーレ5−4コンサドーレ>◇8日◇横浜BUNTAI◇男子準決勝
男子で前回大会優勝のコンサドーレが、ロコ・ソラーレ(通称ロコ・ドラーゴ)に逆転負けを喫し、準決勝で姿を消した。
4−4で迎えた最終第10エンド。有利な後攻だったが、終盤に連続スチールを許した。最後はメジャーによる計測の末に敗退が決定。スキップでチーム最年長の阿部晋也(45)は「最後の2投が勝敗を分けた。あそこのためにああいうゲーム展開をしてきたが、本当に(相手の)前田(拓海)君がいいのを決めて、あと1センチ内側に止められればというところで決められなかった」と唇をかんだ。
前回大会を制したため、26年ミラノ・コルティナ五輪への道は残されている。9月に今大会の優勝者と対戦し、勝った方が五輪代表候補に決定する。06年トリノ、10年バンクーバーと2大会連続で五輪女子代表のコーチを務めた後に選手復帰した苦労人は、「優勝は逃したけど、成長できた部分は結構ある。力をつけていきたい」と前を見据えていた。
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