ガソリンスタンドでの給油(資料写真) 経済産業省は21日、物価高対策として22日に開始するガソリンの定額補助について、28日までは1リットル当たり7円40銭を支給すると発表した。石油元売り会社への補助金支給を通じて、現在180円超のガソリンの店頭小売価格を2〜3週間かけて170円台まで引き下げる。補助額は段階的に増やし6月中旬までに10円の定額に移行する。
経産省が21日に発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭小売価格(19日時点)は、全国平均で前週比90銭安い182円10銭だった。急激な価格変動で買い控えなどの混乱が起きるのを防ぐため、移行期間として初回は7円40銭を支給し、来週のガソリン価格が19日時点から5円下がるよう調整。その後は10円まで補助額を段階的に拡大していく。